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力強いコロンビア・コーヒー

 普段よく飲むコーヒーは浅めの焙煎度のが多いですが、たまに深煎りのも飲みたくなります。コーヒーが好きな方は深煎りにどんな味と香りを求めますか?しっかりとした苦味やコクがあったり、渋味があるのが良いと思う方もいるでしょう。

 私が深煎りコーヒーに求めるのは、苦味の中に円やか甘味やフルーティな酸味を感じられることです。苦いだけのコーヒーは嫌いなので、深煎りの豆を買う時はしっかりと調べてからにしています。それでも決められない場合は、お店に行って試しに飲んでみます。
 今回は堀口珈琲さんのコロンビアのシングル•オリジン、エル・ミラドールを試してみました。

①まずは実店舗にて

 堀口珈琲さんはどの焙煎度も美味しいですが、私の中では深煎りが特にイイなと感じています。オンラインストアでもシングル•オリジンのラインナップが多い傾向にあります。

 苦味が舌に走るような感覚で力強いですが、カカオの香ばしさとカシスの酸味も感じました。これは自分で淹れても美味しいはずだと確信を持て、1袋豆を買いました。

②買ってみて

 こちらが未開封のコーヒーです。堀口珈琲さんのは
チャック袋でないため、ハサミで切って開封します。コーヒーの香りが詰め込まれていて、開封直後の香りを確かめるのも楽しいのです。

 開封後に豆を取り出した時の様子です。焙煎度が深いと豆の表面に油分が現れるために、光沢が出ます。
香ばしい油分をまとったハーブのような香りがあります。フレンチローストではありますが、極深煎りのイタリアンローストに近いです。

③自宅でドリップ

ドリップする前
蒸らし段階

 新鮮な豆は蒸らし段階で良く膨らむことか多いです。特にフレンチローストだとしっかりとコーヒードームが形成されます。その状態でお湯を少しずつ注いでいきます。30秒ほどの蒸らしを終えた後はお湯を少しずつ注ぎ、飲みたい量を抽出していきます。

④自分で淹れた味わい


 香りは深煎りならではの渋味を伴う濃いココアです。飲んでみると、苦味が舌を細波のように伝わり、苦味の反動での甘味を感じます。渋味と酸味は円やかで、余韻にカカオの風味がしばらく続きました。
 お店で飲んだ時と少し違う味になりましたが、基本の香りと味わいに差が無ければ良いのです。深煎りコロンビア・コーヒーの良さをしっかりと楽しめました。

⑤最後に

 この記事を書いた頃には、今回のコロンビアのコーヒーを自宅で淹れて飲み始めてから10日ほど経過しています。その間に香りと味が変化しています。最初の頃のような力強い苦味は落ち着き、コクも程良くなり、安定した味わいになっています。コーヒーは生鮮食品でもあるため、日を重ねることで豆の状態も変化するためです。味わいの移り変わりもコーヒーの楽しさです。
 とは言え、開封して2週間経過になりつつます。今までは室内の日陰に保存してきましたが、堀口珈琲さんがお勧めしている冷蔵庫保存へ切り替えます。保存状態に気をつけて、コーヒーの香りと味の変化を楽しんでいきます。
 
 今回の記事は以上です。最後まで読んで下さり、ありがとうございました😊

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