新たなタンザニア珈琲
ヒトは趣味や好きなことにどんどんハマっていきます。それに対する思い入れが強くなっていくのだと思っています。
気に入ってるコーヒーショップに行くと、コーヒー豆を栽培している農園へのこだわりがあると分かってきます。
私がよく行く堀口珈琲さんの場合、タンザニアのコーヒーはブラックバーン農園のを専ら販売し続けているようです。エチオピアやコスタリカのコーヒーには複数の農園があるのに、タンザニアはそこだけ。
タンザニアのコーヒーと言えば、キリマンジャロが有名です。その影響でコーヒー豆の流通量が多くなっていると見聞きしています。
それ故なのか、ある程度の品質でも出荷されるためにに、徐々に質から量へと方針がシフトしてしまうようです。専門店以外のコーヒーを飲んでみると、キリマンジャロだからと言って、特別な味と香りを私は感じません。
そんな現状を分かっているのか、堀口珈琲さんの紹介記事を読んでいると、コーヒー専門店としては納得いかない品種に巡り会えずにいたこと、ブラックバーン農園以外を探し続けてようやく巡り会えたことが分かります。
ブラックバーン農園とハイツ農園はキリマンジャロから離れているためか、ブランド名としてキリマンジャロを掲げていない。それが独自のコーヒーなのだとアピールしているのに、私は好感を持てます。
オンラインストアで注文したのが先週届き、早速翌日に淹れてみました。キャラメルの香ばしさと甘味があり、濃密でしっかりとした苦味があるのに、口当たりは滑らかで重すぎません。これはブラックバーン農園と引けを取らないなと確信しています。
今回のハイツ農園を試したことで、シンプルにブラックバーン以外のを試せてたこと、コーヒー専門店のこだわりを感じることが出来て良かったです。
end☺️