ポジティブ工場
今回は、コロナ禍で腐っていた僕を救ってくれた一冊の話です。
コロナウイルスの影響による外出自粛で、僕の心はすさんでいました。
zoomやLINE電話などで気を紛らわしていましたが、何をするにも足取りが重い。
自分の頭の中では、やった方が自分にとって良いとわかっているのに、動けない。
いや、動かなかった。
この3日間ほど、活力がゼロでした。
正に、暗黒期。
今振り返れば「虚無」に塗りつぶされた真っ黒な生活でしたね。
このままではいけない!と、僕の潜在意識が思ったのでしょうか。
僕の本棚にあった一冊の本を手に取っていました。
ポジティブの教科書、武田双雲、主婦の友社、2013年。
この本が、僕が初めて漫画以外で購入した本です。
この本を買った理由は、覚えていません。笑
「ポジティブに教科書なんかあるのか?!」といった好奇心だったのでしょうか。7年以上も前の話なので記憶は定かではありません。
しかし、この本に出逢わなければ、今の僕はいません。
この本は、人を素直にさせてくれます。イライラを除去してくれます。弱い自分を認めてくれます。
何より、些細なことに感謝させてくれるのです。
著者の武田双雲さんは、幸せになる3つの基礎を説きました。
・幸せを与えること
・幸せであることに「気づくこと」
・幸せな発言を発し、幸せな態度をとること
当時の僕には、全て実践することはできませんでしたが、自分のバイブルであるかのように、学校には毎日持参していました。笑
幸せであることに「気づくこと」
これが、自分にとって新鮮な価値観でした。
まーた親とか先生とか歳上を敬えって言うんだろ?どうせ!って思ってたんですけどね…。
規模がちがいました。
「僕らが出会う確率」は偶然の中の偶然。
偶然が重なりあって今の自分がいる。少しでもズレていたら今の自分は存在しない。
これがどれだけ素晴らしいことか!!
生きているだけで幸せだろう!!
これ、まだ第一章の1ページ目です。
ポジティブすぎて引く人もいるかもしれません。それほどまでに圧倒されるポジティブさ。
確かに、息できるだけで幸せだわ。
最初に読んだ時の僕の印象はこんな感じでした。笑
単純すぎる!!でも単純な僕ダカラコソこの本に惹き込まれていきました。
ポジティブになるとは、感謝すること。
感謝する対象が多ければ多いほど、ポジティブ度は比例して上昇していく。
そして、感謝の方法もこの本は伝授してくれました。
ズバリ、声に出す。ただこれだけです。
「〇〇、ありがとう」
「〇〇のおかげです。ありがとう」
本当にこれだけで、幸せになれます。
単純なのでしょうか。笑
暗黒期最終日の夜(2020.4.29)に、
僕は「ポジティブの教科書」をしっかり読んで寝ました。
朝起きることが苦手だったので、寝る前に自分に言い聞かせました。
「俺は早起きが好き。だから明日の朝は早起きして公園のブランコに乗りにいく!」
自分でもびっくりしました。
早朝ブランコめちゃくちゃ楽しかったです。笑
「ポジティブの教科書」によると、ここでのコツは、
・寝る前に、朝、爽やかに起きるイメージを抱きながら寝る。
・「朝は得意です」とウソをつく。
らしいです。ちなみに実践済みです。本当に爽やかに起きることができました。ありがとうございます。
また、朝食でも感謝を取り入れました。
食材一つ一つの名前を呼び、「ありがとう」と伝える。
いつもより美味しく感じました。なんて単純なのだろうか…!笑
僕はこの本に救われました。また人生の転機としてこの本が現れたのです。本当に、運命のようなものを感じています。笑
この「ポジティブの教科書」は、間違いなく僕のバイブルです。
ガッツポーズをしながらネガティブなことは考えられない!
じゃあガッツポーズしたらポジティブになれる!!
胸張って歩きながらネガティブなことは思考しづらい!!
じゃあしんどくなった時こそ胸を張ろう!!
note書きながらでも、自分の目がキラキラしているのが分かります!!
だってキラキラさせようとしてるから!!笑
ポジティブは自分で創り出せる!!
この本あれば、コロナに負ける気しねぇっすわ。
この本に出逢えてよかった。ありがとう。
何度も僕を救ってくれてありがとう。
ネガティブになっている自分へ。
人生で立ち止まることが今後もきっとある。その時は自分の潜在意識が危機感を覚えてきっと「ポジティブの教科書」に手を伸ばすと思うけど、それはメンタル的にかなり危険信号だから、noteにも残しておきます。