【あの頃:日経記事から④】ミャンマー、「開国」が呼び込んだ環境問題の試練 2 三河 主門 2024年12月22日 16:05 筆者・三河主門が日本経済新聞の記者・デスク時代に(本名で)書いた記事が「日経電子版」の中にいくつか残っているので、リンクを貼ってご紹介してみます(「©️日本経済新聞社」です)。※トップ写真:ミャンマーのシャン州にあるインレー湖で手足を巧みに使って漁をする男性。背後に見える浮島でトマトなどを栽培している(写真はiStockから) ミャンマーは2021年2月1日に国軍がクーデターを起こし、軍事政権が今も続いている。以下の記事を書いた時点では、2010年11月に約20年ぶりの総選挙を実施し、名目上ではあったが民主政権への移行を果たした後だった。 軍事政権下の現在、環境保全をめぐる議論は、おそらくほぼ何もなされないままになっているだろう。 ミャンマー、「開国」が呼ぶ環境問題の試練 - 日本経済新聞 ミャンマー北東部でタイや中国と国境を接するシャン州。標高が高く南国にしては気候が穏やかなため、野菜の一大生産地となっている www.nikkei.com ミャンマー北東部でタイや中国と国境を接するシャン州。標高が高く南国にしては気候が穏やかなため、野菜の一大生産地となっている。(中略)同州の野菜は7割以上がミャンマー国内に運ばれて消費される。インレー湖のトマトも多くが最大都市ヤンゴンに運ばれるという。水上で暮らす人々にとっては大事な換金作物だ。 だが、収量を高めようと化学肥料や農薬を使った結果、湖底には汚染された泥などが堆積し、生態系の破壊などにつながっているという。AFP通信によると、汚泥や堆積物が湖底の約4割を覆っているとの調査結果もある。↑上のリンク記事から引用 ミャンマーの人々が民主的な政権の下で、自由に安心して暮らせる日々が再び来ることを祈っている。【関連情報・リンク】 【最近のミャンマー情勢】 ミャンマー国内避難民、3割増450万人へ 25年国連予測 - 日本経済新聞 【ヤンゴン=渡辺禎央】ミャンマーの国内避難民が2025年、前年比3割増の450万人に達する見通しになった。国内紛争で家を追 www.nikkei.com 出稼ぎミャンマー人にも徴兵の網 失踪けん制、企業困惑 風ASIA - 日本経済新聞 ミャンマー国軍の徴兵の網が在外ミャンマー人材にも及んできた。雇用契約が終了した後の兵役義務をちらつかせ、兵役逃れの失踪をけ www.nikkei.com ミャンマー「トップ外交」に黄信号 ICCが逮捕状請求 - 日本経済新聞 【ヤンゴン=渡辺禎央】国際刑事裁判所(ICC)の検察局が27日、ミャンマー軍事政権の最高権力者ミンアウンフライン国軍総司令 www.nikkei.com (了) ダウンロード copy いいなと思ったら応援しよう! チップで応援する #環境問題 #日経新聞 #ミャンマー #民主化 #アウンサンスーチー #インレー湖 #ミャンマー民主化 #ミャンマー軍事政権 #シャン州 #タウンジー 2