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ウィズコロナの高校留学
こんな時に?こんな時だからこそ?
コロナのこの時期に一人で海外へ出すことへの賛否両論、その答えは終わってみないとわからない。まさに親も現在進行形で留学をしている、そんな気持ちで書いていきたいと思う。
長男は高校1年~2年でオレゴン州セーラムに1年留学、高校のカリキュラムでもあったので、多少の手数料を払えば何ら困ることなく息子を送り出すことができた。帰国してみれば、いつも娘との口論に負けていたのが、自己主張はもちろんのこと論破するスキルも身に着け、英語力はその後の本人の努力もあって、1年留学にしてはかなり成果を上げている方になっていた。
当の本人も、留学経験は自分にとって非常に価値あるものだったと、事あるごとに弟を啓蒙していたので、自分もいつか海外にいく!と決めていた次男。
自然な流れで次男が留学したいと言い出した時、それならば長男の時の経験値をフル活用して、自力でエージェント使わずに手配してみようと決意し、親子共闘の末、カナダオンタリオ州オタワに送り出したのが2019年の8月だった。
現地生活を堪能し、英語もこれから脂が乗ってくる、というタイミングで起きたCOVID-19の世界的感染拡大。個人手配で行っていたために強制帰国の憂き目に合わずには済んだけれど、4,5,6月とほぼ家から出ることなく、学校の付け焼刃なオンライン(それも非同期メイン)で終わってしまった留学。
おまけに次男は高校2年から留学したので、帰国すれば受験渦中の高3、多少の準備もしていた総合型選抜での受験も多いに怪しくなってしまった。なんせ英語力が7か月で中断してしまったことで、当初の設計図の描き直しを迫られたのだ。
そこでひとつの案として、もう1年かけて学ぶ、ただし卒業が必須条件という選択肢を加え、しばらく時間の猶予を与えて自分で決めてもらう。
結果、次男が自分で出した答えは、もう1年留学を続けて卒業すること。
そんな経緯の詳細や、さまざまな関連する出来事、そしてコロナでの留学についてこれから綴っていきたいと思う。