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sono_note
デジタルとアナログ
私はデジタルが大好きです。
便利で保存の場所も手間もかからない。
仕事関係ならほとんどのことをデジタルで完結させたいと思っています。
デジタルとアナログの違いは時間と場所です。
遠い場所にいる相手とすぐに繋がることができます。
昔は気になることがあれば図書館に行って調べないと行けないのが、ググればすぐにわかります。
仕事の場ではデジタルの優位が圧倒的です。
しかし、プライベートに関してはデジタル7:アナログ3の割合が好きです。
アナログだとデジタルに比べて合理的でないことが多いです。しかし、非合理的なことをしないと人間の深みには達しえないと思います。
合理的な最短ルート(そんなものはないと思いますが)を突き進むだけでは、そこに人間の深みが感じられないのです。
人間の深みとは、様々な体験を通したグチャグチャの感情です。
そして、感情とは池に石を投げたら生じる波のようなものです。
合理的な人はこの自分の石を投げるという行動に注目するため、生じる波にはあまり関心を持ちません。
しかし、人間であるとはこの波に一喜一憂することだと思うのです。
それが良い時も悪い時も、あらゆる体験がグチャグチャに混ざり合って出る感情を通した言葉のみがその人の深みを表します。
なので、経済合理性を追求する仕事ではデジタル、人間の深みを追求する日常にはアナログの要素を楽しむことも必要ではないかなと考えます。