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5月21日(日)の日記
びっくりするくらい日記を書いていなくてびっくりする。しかも前回は誕生日の前日に本当にしょうもないことを書いていて情けない。あれが最新の日記として表示され続けるのが嫌なので今日の楽しかったことを書いておく。
今日は文学フリマに行った。
何年か前からずっと行ってみたいと思っていたけど、お目当ての作品もなくふらっと行くにはあまりに遠くていつも断念していたの。
今回はフォローしている方々の作品で読んでみたいものがいくつかあったので行くなら今だと思って。
こういう即売会的な催しは、10年ちかく前にデザフェスに行った以来。けどデザフェスと全然ちがうなと思ったのは、なんか売り子の人と距離が近いというかテーブルの幅が狭い?ということで、ちょっと表紙やタイトルが気になったものを手に取ってみたいな、みたいけど、めちゃくちゃ前に人いるな、こんにちはとか言わなきゃダメかな、ダメだよな、大人だもんな……と思って遠巻きに気になるブースを眺めながらウロウロする人になってしまった。
でも事前にチェックしてて欲しかったやつは全部買えたのでよかった。売ってくださった方々の記憶に1ミリも私の挙動が焼きついていないことを祈るばかり。
それにしても工夫を凝らした手作りの本はどれも本当にすてき。そしてこうしてお互いの作品をリスペクトし合える仲間と集まって創作をしているグループっていいなと思う。
学生時代の映像サークルとか、デザイン学校でやったグループ展とか、何人かで作品を作って発表するという経験は何度かあるけど、なんかそこまで楽しかった記憶がないというか、私はそういう輪のなかでひたすらに薄っぺらい存在だったことを思い出した。それは私の熱量が足りなかったのか、私の作品が魅力的じゃなかったのか、今となってはどっちもな気がしなくもない。あのときちゃんとみんなで切磋琢磨しながら創作に励んでいた子たちは、今でも何か作る仕事をしている。それが答えだなと思う。
文フリはとっても眩しかった。でももうこういうので悔しくなったりバタバタしたりするほど若くはないので、ただただ目を細めて見ている。私は作るより受け取るほうが向いているんだなと改めて思う。
読むの楽しみだな。