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村上さん顔うちわお焚き上げ❻「KANJANI∞LIVE TOUR2008 ∞だよ!全員集合!」

めちゃくちゃ時間が空きました。

読んでくれている知人から「成仏しました?」とあいさつがわりに更新催促をされるくらい空いてしまいました。どんどん進めていかねば、引っ越して2カ月経つのに、お焚き上げ本来の目的である「村上信五さんのジャニーズ顔うちわの断捨離」が進まないわけで。実際、新居の作業デスク下の仕事関係の大判書物と宝塚のプログラムの上に、まだ彼は鎮座しています… 半分は処分しましたが。

2008年は現場数も参戦数も多すぎて記憶が混乱

最初に、サクッと言い訳させてください。そのためには、一旦こちらを

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これ、なんだと思います?

ご覧の通り、ジャニーズ事務所発行のチケットの半券です。しかも、2008年単年の。

この1年、半券が札束に見えるほど(単価でかけるのはお控えください)ジャニーズの現場に通ったのは、表面的な事情と私個人の突っ込んだ事情との二層構造だったなあと、振り返るとそんなふうに思うのです。

両方話しちゃうと次の回で書くことがなくなっちゃうから、まずは“表向きの事情“の方から。

この年は、まず関ジャニ∞に関しては掲題している「KANJANI∞LIVE TOUR2008 ∞だよ!全員集合!」がゴールデンウィークを挟んだ期間に横アリ、きたえーる、城ホール、マリンメッセという大都市圏アリーナツアーが開催されたのち、夏休みに「KANJANI∞ LIVE  TOUR 2008∞だよ!全員集合 夏だ!ツアーだ‼︎ ワッハッハー!!!」という東京ドームを皮切りとした地方アリーナツアーの2本が興行されました。

実は、この半券の束は関ジャニ∞だけでなく、当時デビュー組にも関わらずファンクラブを同じくしていたNEWSとKAT-TUNの現場のものも若干含まれています。

(その辺りの事情はこちら↓を参照)

上記の通り、NEWSには関ジャニ∞のメンバーでもある(当時)錦戸亮さんが掛け持ちで在籍していました。私自身錦戸さんのファンだったわけではないし、他メンに好きな方がいたわけでもないのですが、そういった事情もあってこの年に限らずNEWSの現場にも数回顔を出した記憶があります。

これがジャニーズの上手いところで、多分あの時は両グループのファンどちらも、錦戸さんのことを「うちの亮ちゃん」と思っている節があったと思っていて。エイターは彼がNEWSコンに出ているときは“出稼ぎ“している感覚だったし、逆にNEWS担のみなさんは“授業参観“感覚でエイトコンにいらしていたような感触を持っています。

宝塚ファンの方にわかりやすいように説明すると、組が掛け持ちされるような事態なわけです。ちょっと組替えしただけで娘を外国に嫁がせるような大騒ぎになる界隈なので、彼の掛け持ちという事態の異常性は共感してくれると思う。

全然ジャニと&ヅカオタじゃない人には、特にわかりやすい喩えはありません。そんな人読んでないだろうから割愛。

そんな事情に加えて、この辺はKAT-TUN界隈でも色々あった時期で。2006年のメジャーデビュー年に突然LA留学した赤西仁くんが2007年に帰国し、2008年は晴れて初日からフルメンバーで回るツアーが開催されたという結構KAT-TUN史(なにそれ)に残るエポックメイキングな年でした。

そんな盛り上がりもあって、2008年はとにかく私的に「ジャニごとが楽しすぎた」年だったわけです。就活も始まってたし、まだバイトもやってたし、卒論も書き始めてたし、振り返ると結構ステージにも立ってましたね。若いって怖い。

※錦戸さんや赤西さんの件は主題ではないが、私の基本姿勢は“全面的に是“であることを過去記事とともに表明しておく。未熟だろうが甘ちゃんだろうが10代から働いている20代の青年たちが自分のこれまでの人生を疑うとか、組織を背負おうとか、そういう逡巡はあって当然だ。迷ったり戻ったりしてもいいさ Go my wayじゃないのかよと。そういうこと歌わせといて、彼らに「メンバーへの誠意」という人質めいた日本人らしい理由を盾に行動の一貫性を求めるファンたちに嫌気がさしたのもこのあたりの年からあとだな〜と回顧。こういう、自分が学校や職場で言われたら嫌な価値観を担当や贔屓に平気で押し付けるのはジャニーズファンに限ったことでも宝塚ファンに限ったことでもないと最近つくづく思います。ファンという括りがどうではなく、そういう人がいるという悲しい矛盾がオタ活を通して浮き彫りになるということ。

「2日で3ステ」というオタクの模範的現場活動が板についた2008年

長くなりましたが、うちわのお焚き上げに移ります。

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コンサート「KANJANI∞LIVE TOUR2008 ∞だよ!全員集合!」4月3日〜5月18日

私は5月2日の大阪城ホール公演、5月17・18日のマリンメッセ福岡の計4公演行っていたようです。単価でかけるのはお控えください。

うちわ裏面、ちょっと拡大して見てもらえます? 

名前がちょっとキラキラして周りの色ベタの部分よりツヤツヤしているのがわかりますでしょうか。UVクリア(多分厚盛)という印刷加工が施され、前年までのものより格段に豪華になりました。こんなことを説明するために版元に勤めているんじゃないんだけどな。

並べてみるとロゴとかあしらいのデザインも年々洗練されてるなと感じます。

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で、これが表面、今回の遺影になります。

前回ヘアスタイルについて、中途半端で時代性皆無なレイヤースタイルと解説しましたが、この年格段に良くなりました。拍手!

ハチ周りがスッキリしてタイトなシルエットになり、髪の硬さや毛量も生かされています。その後、村上さんは大物司会者になられた現在までこれ以上伸ばした記憶がありませんので、正解が見つかった感。長い迷い道だったねえ。

とはいえ、2008年ということは多分彼は26歳くらい?だと思うんですけど、26歳で正解が見つかるのはまあまあ早いと最近の私は思っています。自分の経験上26歳くらいで今まで着てた服とか髪とかが違うな…という感じになり、迷走して32歳くらいで一旦落ち着き、私の場合はそこからヘアドネのために髪を伸ばし始めてしまったのでまた迷走して35歳の今やっと落ち着きました。自分の一般人(美容師さんではない方)の知人を除く同世代以上の男子の雑観ですが、26〜7歳くらいからそのまま今も迷走し、そのまま一生迷いの森から帰ってこられない男子が9割9分だと思います。お金を持っていようが地位があろうがちょっと敬遠されてしまう“オジサン“と揶揄される人ってこうやって作られるわけですね。

そう考えると、大物司会者村上さんは、断じておしゃれではないですが“敬遠されてしまうオジサン“感はないと思います。同世代のオジサンの中では、スタイリッシュで好感度は高い方だと、贔屓目抜きに思います。

それってギリギリジャニーズだからという先天性に基づく乱暴なものではなく、彼にフィットした好感度ヘアや装いに早く辿り着いているからなんですよ。ジャニーズに属しているから周りが小綺麗で意識が高まったり、もちろんお金がかけられたりという側面があるわけですが、お金がかけられれば好感度が手に入るんなら世の中の偉いオジサンはもっとかっこいいわけで、美意識ひとつで美が手に入るんなら苦労しないわけです。(私、美意識という言葉が美容にまつわる言葉の中で一番嫌い。余談ですけど)

もっと本業の美容業開始目線でいうと、彼はコミュニケーション能力が異常に非常に高いですから、美容室とかでのオーダーもうまそうだなと予想。自分自身がおしゃれであるというよりは、おしゃれな人を信用して任せるのがうまそう。

髪の正解が見つかった。

たったそれだけのことですが、そんなことからも彼の意思決定のうまさ、俯瞰した目線、オープンマインド、いろんなことが見えてきます。

この飛躍の時期、ファンはグループ1少なくても各方面に対する好感度を確実に掴んだからこそ、彼は大物司会者の第一歩を踏み出したんだろうなと勝手に感慨深い。

そんな全国ツアーのうちわでございました。

ただ、なんで顔は正面なのに肩が斜めなんですかね。ネックレスも意味わからないけど、これがないと肩脱ぎに見えるしちょっと気持ち悪いのかな。まあ、ツッコミどころはそれなりにあります。

ここからどう洗練されていくか… また更新頻度上げて頑張りますので、次回をお楽しみに。

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