企業へ就活におけるセクシズム撲滅へのご協力をお願いしています
【追記2022.6.13】
多様性包摂を掲げている他の事業者にも、順次働きかけを開始しております!続報をお待ちください!
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2022年3月3日(木)、「令和2年度 新・ダイバーシティ経営企業100選/プライム」を受賞された企業へ、就活におけるセクシズムの撲滅のため、求人情報の発信時に男女二元論での表記を改善し、選考時には見た目が影響しないことをアナウンスしていただけるよう、協力をお願いしました。(詳細は後述)
※一部の企業は郵送のため7日(月)の通知となります。
加えて、実施の有無に関わらずアンケートへのご回答もお願いしました。
アンケートご回答期日:第一回 3月18日(金) / 第二回 3月31日(木)
なお、当活動を応援くださっている企業でこの記事を読み、ご協力をいただけるとご判断いただけた場合は、実施いただきましたら下記のアンケートフォームにてご回答ください。
また、実施は難しいと判断された企業もぜひ、なぜ実施に至らなかったのかをアンケートにてお寄せいただけましたら幸いです。
雇用者の意識調査アンケート→https://bit.ly/3CdQOQj
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《お願いした企業》
経済産業省「新・ダイバーシティ経営企業100選」よりhttps://www.meti.go.jp/policy/economy/jinzai/diversity/kigyo100sen/index.html
■100選プライム 選定企業
日本ユニシス株式会社
大橋運輸株式会社
■新・ダイバーシティ経営企業100選 表彰企業
株式会社熊谷組
エーザイ株式会社
カンロ株式会社
スズキハイテック株式会社
シスメックス株式会社
東和組立株式会社
横関油脂工業株式会社
株式会社JSOL
株式会社足立商事
株式会社日立ハイテク
株式会社四国銀行
ケイアイスター不動産株式会社
株式会社ズコーシャ
株式会社JTBグローバルマーケティング&トラベル
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《求人関係の媒体における発信のお願い》
※ご対応のタイミングに期日はありません。
男女二元論、また就活ファッションやマナー規範での個性への無配慮に苦しめられる学生へ向けて、記載の配慮とメッセージの発信をしてください。
1.募集に関する男女二元論での表記を見直してください
就活に挑む人の中には性別の二元論での表示に違和を感じる人がいます。
性別を指定した表記が必要である内容か、いまいちど媒体での記載を見直してください。
2.候補者自身の望むあり方に沿った服装や髪型を尊重するアナウンスを記載してください
現状、就活の服装・マナー規範は「女性はこう」「男性はこう」といったものに溢れており、その中には性差別的なものも多くあります。
例えば、男性とされる人は一切の染髪禁止、少しでも髪が伸びているのは禁止、女性とされる人は化粧やストッキング必須、などです。
自身の望むあり方に沿った服装や髪型で選考に参加しても問題がないことを求人に関わる媒体に記載をしてください。
3.着用衣服についてのアナウンスを記載してください
スカートスーツの着用に抵抗がある方がいます。
しかし、就活マナーの指南の中でパンツスーツよりスカートスーツを勧められることが多く、採用にて減点をされることへの恐れから、抵抗感があっても自らを押し殺してスカートスーツを着用している人がいます。
パンツスーツでも問題がないことを求人に関わる媒体に記載をしてください。
4.着用靴についてのアナウンスを記載してください
主に女性とされる人への就活マナーとして指南されることが多いパンプスの着用は、レースアップシューズなどの男性向けとされるビジネスフォーマルシューズと比べて足への負担を生じる場合があります。
市場ではパンプス以外のローヒールシューズが販売されており、ビジネススーツと合わせて着用できる靴の種類が増えています。
パンプスでないローヒールシューズの着用が問題ないことを求人に関わる媒体に記載をしてください。
(記載例) ※例文をそのままお使いいただくことも可能です。
・選考において、着衣や靴、頭髪の長さや色などが結果に影響することはありません。
・選考ではパンツスーツ、スカートスーツどちらでも構いません。パンプスでないローヒールシューズでも構いません。
・選考時、スーツはパンツ、スカートどちらでも着用可、またパンプスでないローヒールシューズの着用可
・スーツの形状、靴の形状に限りなし
・選考の際の着用スーツや靴は個人の意思に任せる
など
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ご理解をいただき、ご協力くださる企業のご回答があることを期待し、結果は改めてご報告いたします。