見出し画像

自己紹介 | 人生は解釈

はじめに


はじめまして。朱夏と申します。現在は通信大学生です。高校に進学せず高校卒業程度認定試験で大学に入学しました。最近は人生初のソロ海外旅行としてNZに行く予定で、不安と楽しみで胸がいっぱいです。追記:行ってきました( 'ᢦ' )

【侘び寂びの美】 - noteを始めた理由 -


「悲しさ」と「哀しさ」

夏の終わり。窓を開けて寝られる気温になったことを感じたときの、寂しい秋が始まるんだというあの感じ

中学生のころ泣きながら聴いていた曲を、久しぶりに聴き返したときに込み上げてくるあの感じ

図書館で推理小説をぺらぺら捲り、探偵と犯人のいる世界に入り込んでいるあの感じ

そんな何とも言えない感情が僕の心の中で大部分を占めています。本当は楽天的に生きたい気持ちもあるけれど、そんな何とも言えない感情を求めてしまう自分がいます。その結果、精神的に不安定な時期が続き中学校は不登校に、高校は通わず図書館に籠る時期がありました。

そして、揶揄してそれを「懐古厨」と呼ぶほど、日本には侘び寂びを敏感に感じ取る人が多いのではないかと考えています。(その言葉ができるほど懐かしさを好む人が多いですが、残念ながらその感情を瞬時に共有することはできません。)

イヤミスの話でもそうですが感情は解釈によって体験の質が大きく異なります辛さを含んだ悲しさしみじみとした哀しさは似た味がしますが、後者は''良い''ものだと捉えることもできます。

逆境も苦労も悲しみも辛さも、受け止め切れないときはすべて侘び寂びとして消化していきたいです。自分の気持ちを受け止めて解釈する作業をnoteでできたら幸せなことだと思います。これが僕のnoteを始めた理由の一つです。

【人生の野望】- 人生の野望 -


「ソードアート・オンラインみたいにフルダイブしたい!」

VRChatをはじめてつくづく思うことです。そして、僕の人生の野望でもあります。

ひょんなことから、ちょうど一ヶ月ほど前に【VR空間で世界中の人と会話できるゲーム- VRChat】を始めました。始めてからの感想は…。

まさか、VR空間に対してこんなにも没入感を得られるとは思ってもいませんでした。いざVR空間で人と話をすると、そこには人の温もりがあります。本当の触覚がなくてもそこではVR文化の「なでなで」を心で感じることができます。

体験は人間の脳の捉え方次第であることを実感するとともに、
「触覚のあるフルダイブ技術で、空を翔けて魔法の修行をしたい!」
と、まるで子供の心を取り戻したような気持ちになりました。

将来の科学技術に根拠のない信頼を寄せています。(ちなみに、魔法を使いたいじゃなくて魔法の修行をしたいというのは男のロマンです。)

【イヤミス】 - 読書体験 -


「質の良い病み感情」

『お勉強しといてよ』の歌詞抜粋

たまたま手に取った『向日葵の咲かない夏』という一冊の本で、の読書生活に変化が訪れました。

「イヤミス」というミステリのジャンルはご存じでしょうか?
読了後に「いや~な気持ち」になるミステリ小説のことを言います。
そして、一部の層では人気のジャンルです。小説家『湊かなえ』の作品の多くがイヤミスであるとともに、人気を博していますね。

しかし、この説明は個人的に満足できない部分があります。どうして「いや~な気持ち」になる小説が人気なのか。体験したことのない方にこの説明をすると、きっと不思議がられると思います。

そんなとき僕はこのように表現しています。

「人は辛さに涙を流し、身の危険に恐怖を感じる。これらはきっと人間にとってポジティブなものではない。だけど、映画館で涙を流したりジェットコースターで恐怖を味わうことを楽しめる生き物でもある。」

逆境に立ち向かう主人公を見て涙を流すのは単純な辛さから来る涙ではないのと同様に、イヤミスでの後味の悪さは単純な嫌悪感ではないのです。ネガティブな気持ちも捉え方では質の良い病み感情になります。そんな意味で、イヤミスは僕の人生観に大きな影響を与えたと考えています。

その後、推理小説・ミステリを嗜むようになり、『綾辻行人』の本格派推理小説や『知念実希人』の医療ミステリを読み始めました。

【準1級同時取得】- 単語の暗記にハマる -


「言葉は心の栄養」

2023年に漢検準1級と英検準1級の勉強を開始し、同じ月に合格することができました。そして、普通自動車免許の取得後に基本情報技術者試験を取得することになります。

英検と漢検の準1級合格証書
漢検準1級/英検準1級の合格証書


読書習慣のおかげで小説に出てくる知らない語彙を覚えるのが楽しく感じる時期がありました。それと同時に難しい訓読み英単語の暗記にハマっていきました。

・漢検準1級
・英検準1級
・普通自動車免許
・基本情報技術者試験

2023年-2024年

学習して気付いたのは、英単語と訓読みは語彙量を底から増やすのにとても良いツールだということです。例えば、「リキッド」という言葉は「liquid」という英単語の日本語読みであると推測できれば言葉の意味も推測できます。「鼻祖」という言葉を知らずとも、「鼻め」を「はじめ」と読むことを知っていれば熟語の意味をなんとなく推測できます。「祖」から「先祖」を思い出すように、訓読みの学習はたくさんの漢字にイメージをつける作業に当たります。

また、言語が先か理解が先かという話において、言葉を知ってはじめて抽象概念を深く理解できるという考えがあります。つまり、訓読みと英単語は僕にとって抽象的な理解を促す栄養になっているのだと思います。




いいなと思ったら応援しよう!

朱夏
よろしければ応援お願いいたします!

この記事が参加している募集