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一見複雑に見える売上の要因は、実はとてもシンプル
元P&G石井さんの『【1時間で分かる】P&G流マーケティングの教科書』
から今日は戦略の基本形について。
売上に絡む要因
売上を上げるために何をしますか?
と問われたら、色々な施策が出てきそうです。
・広告を出す
・値段を下げる
・値段を上げる
・特典をつける
・キャンペーンをする
・紹介特典をつける
・有名な人に情報拡散をお願いする
・プレゼントをして知ってもらう
あと何があるかな〜。自分のアイディアのチープさに
愕然とします(笑)
戦略とは、目的達成のためにリソースを何に使うのか、という選択
と1つ前の記事で書きました。
今回の場合、まだなんのビジネスなのか?
目的は何なのか?も書かずにいきなり、売上を上げる施策を考えています。
石井さんの記事で、売上の計算方法は5つほど例がありますが、
石井さんの経験上、ほぼ1つの計算式で考えれば、戦略を練ることが
できると書いてあります。
ほとんどの場合に使える売上の計算式
その式とは、ちょっと言葉が難しみ見えるのであとで噛み砕きますが、
以下のとおりです。
売上=人口×認知率×購入率×購入個数×購入頻度×購入単価
です。P&Gは日用品を販売する会社ですから人口と言う
大きな単位から計算式が成り立ってます。
僕みたいなフリーランスの場合
・人口×認知率 は どれけの人が僕のビジネスを知っているか?でしょう。
・購入率は知ってくださっている人の内何人が購入してくれるのか?
購入個数は商品にもよりますが、日用品の場合は複数買っていくからこの指標があるのでしょうね。これが1つと自動的に決まるビジネスもあると思います。
購入頻度も、日用品ならではの指標だなと思います。年に何回買うか?でしょう。
・購入単価。これは文字通り値段です。
この中で、マーケターやビジネスに関わる人がコントロールできるのは
認知率、購入率、購入単価
この3つだけです。
この3つの話を書くと長くなるので
また別の記事にしますが、
こうやって、この3つのポイントを抑えておけばいいと
知っていれば、その後の施策を考えるにしても
シンプルに考えられるなと思います。