【半日村】35年後に理解した一平のリーダーシップ
「半日村」という絵本がある。
私にとっては、記憶に残っている初めての絵本だ。
この絵本、幼稚園の先生に母親経由で頂いた。本当は、こういう個別対応はできないのだろうけど、それでも何か意図を込めてくれたのだと思う。今では心から感謝している。
その頃は、物語の意味は理解できても、大人になる今頃まで、真意は分からなかった。
ここに、半日村の、とても素晴らしい読み聞かせコンテンツが You Tube にある。
https://youtu.be/_8spHcEZsmU
これはリーダーシップの絵本であると。
読み聞かせをじっくり聴いて、気づいた。
私は、一平になりたかったんだ。そういえば、この絵本を、何度も何度も、声に出して読んだのを思い出した。
表紙を見ると分かるとおり、真っ黒に塗られたデザインに何だか気持ち悪い印象を受けるこの絵本は、リーダーシップの本質が語られている。
今風には「ファーストペンギン」という言葉もあるが、しかしこの絵本が描かれたのは1980年である。
本を読んだ頃から35年の時を超えて、一平の行動が心に響いた。
今、このとき与えられた状況に対して、一平は行動する。
そして行動が人を動かす。行動が人を動かし未来を創る。
図書館の絵本コーナーで借りてもいいし、前述のYou Tubeで見てもいいし、お子さん向けに家に置いておくなら書店で買ってもいい。
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