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なんとかなる、じゃなくて、なんとかする。

師匠のアシスタントをしなくなったのが、2006年の11月ごろからです。

そこからは、定期的なインカムが、専門学校の非常勤講師の報酬くらいしか、なくなりました。

当時は、師匠の後任で就いた、ファッションの専門学校と、これも別の師匠からご紹介いただいた動物看護やトリマーの専門学校の講師をしていましたが、運悪く、このころ、動物の専門学校の方で上層部の力関係が変わり、私の契約が切れてしまいました。

死にそうになりました。

これは、本当に痛かったです。

たまたま、自動車を買え替えたばかりで、それのローンも発生し始めたころでした。

こんなこともありますよね( ;∀;)

必死で、過去の人脈をたどって人に会いに行き、やっとのタイミングで、Y経済研究所から仕事の依頼が来るようになりました。これは、本当に有難いタイミングでした。


毎月、出ていくお金は決まっているけど、それに見合ったインカムの予定が立っていない。そういうときに、偶然、仕事が舞い込んできたのです。

でも、これは偶然ではなくて、それまでに、連絡を取るなど、面倒な小さなことをやりながら関係性づくりはやっていたからだと思います。


「商売は牛の涎」、、、、、近江商人のことばらしいのです。

この言葉が大好きなのですが、これはまだサラリーマンだったころ、若い時に読んだ本に書いてあり、ずっと頭の中にありまして。

その会社での自分の営業方針はこれでした。取引がほんと薄くなっても関係性は切らしてはいけないということをなんとなく肌身で感じていたので、お仕事がいただけたのかなと思います。



そして、そして、本格的に、美容室の方々にアプローチを始めたのもこのころです。


インターネットから偶然、ある美容室団体の会員の方々が分かるものを発見しましたので、それに基づいて、1件1件、パワーポイントで作成した美容室業界のあるべきマーケティングの仕方と、当方のコンサルティングメニューの資料を作って、A4がそのまま入る封筒にいてて、次々に郵送しました。


そして、郵送して、そろそろ、着いたかなというタイミングで、お電話をさせて頂きました。

それを50件ほどさせて頂いて、有難いことに2件の美容室のオーナー様に会っていただき、

コンサルティングを開始することができました。

DM+テレアポという、営業の基本を、またやりました。

この2件のオーナーさまとは今でもお付き合いがあり、すごく、感謝しております。


もう、かれこれ、18年くらい前になります。

ここから、当方が本格的に、美容室の経営コンサルをするようになった感じです。

師匠から離れて、毎月の定期的な収入がなくなって、なんとかしなければならなかったです。


そういうときは、もう、まっすぐ、絶対に、なんとかするしかないんですよね。

必死こです。

でも、焦りはありましたが、なぜか、根拠のない自信はあったような感じがします。やるしかないですから。


そして、そのころ、同時に「生活の保険」は作ろうとしていまして、こういう、営業活動をしながら、実は「就職活動」も行いました。生活がやばいので。

いろんな会社にエントリーしまして、80社はやったと思います。

そのうち、実際に4件くらいは面接して、2件、採用になりかけましたが、金銭面と、既存の従業員と給与バランスが取れないという理由で、結局、どちらも不採用。

あらら、、、残念、、、と、思っていた時に、ぼつぼつと、契約が決まりだした感じでした。そして、就職活動をする必要もなくなりました。


当時は、ほんとに綱渡りで、なりふりかまってはいられなかったです。


そして、その採用が決まりかけたある会社(人事制度を作っている会社)との出会いが、のちに、別のコンサルティング案件で、奇跡的に役に立つことになります。

人生、動いていくと、いろんなところでつながってくるので、1つ1つ丁寧にやっておかないとチャンスを逃すなと思った次第です。

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