後悔を減らすにはどうしたらよいのか！？成功と失敗の目標のバランスが崩れていることが問題に！
成功を目指しているだけではダメ！「失敗を防ぐ力」が必要
皆さんには、これまでの人生の中で後悔していることはありますか？
「なぜ、あのとき、気付けなかったのだろう」
「もう少し慎重に行動していたら・・・違っていたのでは」
「なんで、ああしなかったのか自分にも理解できない」など
少し具体的にイメージしてみましょう。仕事でチラシの印刷ミスが見つかり、仲間に迷惑を掛けてシールを全てに貼ったこと、取引きの個数を多く見積もってしまい誤請求してしまったこと、保身を考えてしまい、ハラスメント上司に言い返せず、悔しい思いをしたことなど、みなさんの中で思い出せる後悔があることでしょう。
後悔について、アメリカの詩人ジョン・Ｇ・ホイッティアー氏の言葉には、次のような言葉があります。
「すべての悲しい言葉のなかで、最も悲しい言葉は『あのとき、ああしていたら』である」と……。
還暦の60歳になって心に秘める後悔とは
人生の大先輩でもある年配の方であれば、目指してきた夢や世界旅行、お店の開業や起業など、人生のなかで諦めたり、叶わなかったりして、後悔していることがいろいろとあると思います。そこで、後悔しない人生を過ごすために、人生を長く過ごしてきた先輩方のご意見に耳を傾けてみましょう。
60歳の還暦の人を対象に、興味深い調査がプルデンシャル・ジブラルタ・ファイナンシャル（PGF）生命により行われています。2021年の還暦人に関する調査では、「20歳の自分に会えたら、伝えたいと思う言葉（自由回答）」は何か？を訪ねています。
さて、あなたなら、何を伝えたいと答えますか・・・？。
では、答えを発表します。
第１位は「勉強しなさい」、第２位は「頑張って」、第３位は「貯蓄しなさい」、第４位は「やりたいことをしなさい」、第５位は「人生を楽しみなさい」という結果に・・・。
多くの方が60歳になって、後悔をしていることに気付かされます。
※PGF生命「２０２１年の還暦人（かんれきびと）に関する調査」 https://www.pgf-life.co.jp/company/research/2021/001.html
では、どんな人生を送ったらこのような回答となるのか考えてみましょう。きっと、勉強が嫌いで勉強をせず、頑張ることが苦手で頑張らずに、浪費して貯金ができず、やりたいことを日々我慢し、人生を楽しむことをしてこなかったことが想像できます。
失敗を防がなければ成功ははるか遠くに
仕事の目標を立てて、ひたすらにそれに向かって突き進むことを、私はオススメしません。もちろん、目標を立てて努力すること自体、とても重要なことだと思っていますが、しかし、失敗をあまりにも意識していないことから、問題であり、成功と失敗を捉えることのバランスが崩れていることがよくないのです。
なぜよくないかというと、成功だけを見ていると、予測できなかったできごとや、ライバルや業界動向などに足元をすくわれることが起こるからです。「成功しなかったのは、失敗を防げなかったから」とも言い換えることもできます。失敗により、近くまできていた成功ははるか遠くに行ってしまうことでしょう。
タイムスリップマネジメントでは、成功と失敗の目標をそれぞれ立てて、成功を導き失敗を防ぐために新たな4つのマネジメントサイクルを回していきます。そうすることで、失敗を計画的に防ぎ、成功確率を上げていくことができるのです。
本日のまとめ
・すべての悲しい言葉のなかで、最も悲しい言葉は『あのとき、ああしていたら』（ジョン・Ｇ・ホイッティアー氏）
・PGF生命の2021年の還暦人に関する調査で、「20歳の自分に会えたら、伝えたいと思う言葉（自由回答）」を聞いたところ・・・第１位は「勉強しなさい」、第２位は「頑張って」、第３位は「貯蓄しなさい」、第４位は「やりたいことをしなさい」、第５位は「人生を楽しみなさい」という結果
・多くの方が還暦の60歳になって、後悔をしている事実
・失敗をあまりにも意識していないことから、成功と失敗を捉えることのバランスが崩れていることがよくないこと
・失敗を防がなければ成功ははるか遠くに行ってしまうこと
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