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JAZZな話。定番すぎてすみません!25年前からずっと聴いている愛聴盤
PORTRAIT IN JAZZ / BILL EVANS TRIO(RIVERSIDE RECORD )
僕の本確的なJAZZ音楽愛聴歴はかれこれ25年くらいになります。
ちょっとラテン音楽を聴きすぎて耳と身体が消化不良を起こしていた時期でした。
JAZZって難しそう。そう思いつつも聴いてみたいがどの盤から聴いて良いのか解らず、JAZZ解説本などを読み漁ったりしていました。
そして本を片手に新宿西口の「コレクターズ」さんへ行きました。
凄い!!壁に掛かっているLPジャケットの重厚感。これは芸術としか言いようがないと思いました。
その中で一際目立ったのが、↑のジャケット。
てっきりどこかの高名な大学教授の写真かと思いました。
これはきっと良い作品に違いない!そう思い値段を見ると、
250,000円!!!
今思えばオリジナル盤だったのですね。
店主の方に「あの〜っ、このレコードのもっと安いやつありませんか?」
などと訳のわからないことをたずねたら、そっと差し出されたのが、ビクターの日本盤でした。(それでも1976年に発売されたものですので、ちょっとした値がしたような気がします。)
一目散に帰ってターンテーブルに乗せ針を落とすと、
「なんなんだ!この重厚感は!これがJAZZか〜」
1曲目のCome Rain or Come Shineから深い溜め息を漏らしていまいました。
そして誰もが知っているスタンダードAutamn Leaves(枯葉)。(この盤にはステレオ録音とモノ録音の両方が収録されている。)
途中からアップテンポの軽快な4ビートに移行するところが無茶苦茶カッコよく聴こえました。
しかし、このベースシストも唸るようでが凄いな。
SCOTT LaFARO。(それから僕はクレジットに彼の名前の入っているレコードは買い漁るようになりました。)
はじめてのJAZZ。凄いぞJAZZ。完敗だ。
今でもこのレコードは大事に聴いています。最初に出会ったJAZZがこの盤でほんとうに良かったと思っています。
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