千葉修司 | JAPAN CLOUD | 採用・育成 | NPO | 3人娘の父

人・組織に関する仕事を20年してきました。外資系/日系/大手/ベンチャーを経験。「キャリア作り」に興味津々。今は外資系SaaS企業の日本法人立ち上げの仕事。妻と3人の娘+愛犬(ミニチュアプードル)と暮らしています。過去12年お米屋さんを経営していました。お酒大好きです🍺

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面接で「マネージャーになりたい」と言われた時に思うこと

面接において「転職の理由」を伺う時に、少なくない回答です。 「マネージャーになりたい」 「マネージャーになれる環境を求めている」 賛否両論あるでしょうが、個人的には、転職を機にマネージャーを目指すというのはあまりお勧めできません(余談ですが、転職を機に「タイトルを上げたい」というのも同様に思います)。 過去マネージャー経験のある方であればともかく、初めてだけどマネージャーになりたい、それを転職と共に実現したい、というのはよく考えれば、お互いにリスクが大きい。「今じゃなく

    • 山下健二郎さんから感じたナチュラルな「ダイバーシティ&インクルージョン」

      上手く伝えるのが難しいのですが、朝のニュース番組、「ZIP!」での山下健二郎さん(三代目J Soul Brothers)のコメントにすごく感動しました。 トピックは、 「外国人に大人気の日本の中古品 「ユーズド・イン・ジャパン」を調査!」 というもので、 日本にインバウンド(訪日外国人)が増えていて素晴らしい 来日のお目当ての一つが「日本の中古品」である 携帯電話やカメラなど、品質が非常に高くて素晴らしい という文脈の中で、最後に「古着」にも注目が集まっていることを

      • 振り回されないために「円の中心に近づく」

        上司の考えが変わった。また指示が変わった。 プロジェクトマネージャーから方針が変わったと伝えられた。 それにより、 徹夜して準備した資料が無駄になった。 組んでいた施策が、結果を見る前にストップの判断がなされた。 巻き込んでいた人達に頭を下げないといけない。 などなど。 私たちは「振り回される」ことがあります。 あるいは「振り回されていると感じる」ことがあります。 それによってストレスを感じることもありますよね。 *** もう10年近く前になると思います。 セー

        • 良いフィードバックは「意図の確認」から~手のひら落書き事件より~

          二女が小学校に入ったばかりの頃。 「手のひらに落書きをした」ということで、先生に怒られたと、シュンとして帰ってきたことがありました。 モンテッソーリ教育を大事にする保育園で育ったこと、それから何より彼女自身が持つ個性が、公教育としての小学校(地元の普通の小学校)があまりフィットせず苦労した数年間。その最初の1年は色々と大変なことも多かった。 冒頭の「手のひら落書き事件」はその中の一コマでした。 シュンとして帰ってきた次女に、どんな落書きだったの?と聞いてみました。それは

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        面接で「マネージャーになりたい」と言われた時に思うこと

          「今年の抱負」が苦手です。1年はいつからはじまるの?

          今年の春、小学1年生になる三女から、先日こんなことを言われました。 「1年っていつから始まるの?」 というのも、幼稚園の送り迎えの時、少しずつ寒さが和らいできていて、 「もうすぐ春だねえ。冬も終わるねえ」「じゃあ、春の次って何だろう…」 四季を体感として覚えた彼女。季節がぐるぐる回り続けることについて会話をしていたのが背景で、冒頭の質問をしてくれました。 「ああ、なんて可愛くて、良い質問なんだろう」と思った私。 みなさんはどう答えるでしょうか? 日本企業の多く、それ

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          「全ては人の問題」で思考を止めない。

          「結局人だよね」 「最後は人だよね」 「全ては人だよね」 組織で働いていると良く聞く言葉であり、良く感じることだと思います。これに反論する人はそう多くはないのではないでしょうか。 社会人最初のキャリアとして入社した会社で、営業志望ながら総務・人事部に配属された私。3年後の転職の際に、外資系人事コンサルのドアを叩いた時、どうにか合格したかった私はおそらく同じようなことを言った(言って何とか面接を突破しようとした)と記憶しています。 はて、26歳の私はその時、いったい何をも

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          直感を信じない採用。採用だけを信じない採用。

          採用活動をしていると「最後は、直感を信じよう」という言葉を聞きます。私も良く使ってきました。しかしながら、最近の私は「直感ほどあてにならないものはない」と思うことも増えました笑。 この「直感」はやはり大事なものであり、この「直感」の背景には、多くの場合「経験」が存在しており、もう少しその経験をかみ砕くと、何かを見て、判断して、行動して、結果を見て、何らかの気持ちを味わう、という一連のプロセスを複数回繰り返したことによる自分の判断材料のようなイメージを持っています。これは今目

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          紅白歌合戦を観て感じる変化。紅組・白組は来年辺りなくなるのかな。

          大晦日の晩、紅白歌合戦を観ました。 豪華アーティストのパフォーマンスを一気見出来て、とても満足です。 育った実家での慣習がそうだったからかもしれませんが、今のところ12月31日の晩にはNHKにチャンネルを合わせています。一緒に年越しをしていた今は亡き祖父母のことや田舎の風習を思い出したり、昔はエンディングまで起きているのが辛かったなーとか。自分の娘たちが最後まで観れるようになって成長を感じたり。この大舞台で際を攻めてあまり見なくなった芸人さんがいたなー、とか。やはり「ゆく年

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          ドイツ戦の浅野選手のコメントを聞いて、竹原ピストルを想う。みんなそれぞれ必死なのさ。

          サッカーワールドカップ、日本代表のドイツ戦。 前半が終わって、(翌日の自分の戦いに向けて)寝ようかどうか迷いながら、後半に突入して大興奮したのは私だけではないと思います。ミーハーファンの私も存分に楽しませて頂きました。胸が熱くなりました。 興奮冷めやらぬままの翌日。朝のニュースで、決勝点を決めた浅野選手のコメントです。 このコメントの背景の「4年前」に込められた想いについても知りました。それは前回のワールドカップロシア大会のエピソードになります。浅野選手は本大会最終メンバ

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          「こなす」のは悪いことか?美容師さんとの会話から。

          先日、私を担当してくれている美容師さんが教えてくれました。 「こなしちゃってる、と気付いて凹んだんですよね。」 私が今通っている美容室のオーナーさんは写真屋さん。美容室の隣に写真スタジオがあるため、七五三シーズンには多くの「この時だけのお客様」が増えるわけです。 私を担当してくれている美容師さんは最近、産休から戻られたばかり。そんな中で、店長も任されたとのこと。美容室の人の入れ替わりは比較的高いと想像していますが、最近生じた退職者分の求人作業を行いながら、予約システムの

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          「めあて」学校で習ったけど使わなくなった言葉から。

          「めあて」という言葉がとても懐かしい。 小学生の娘の参観日に教室を眺めていて、そう思いました。 でも、懐かしいということは、今は使っていないからそう思うのだと思いました。「めあて」が意図する言葉は、(社会人生活では)どう置き換えているでしょう。 「目標」「ゴール」「KGI」などでしょうか。 中学受験をした長女、次女はするかしないか考え中の様です。我が家では時々こんな話をします。 「それ(言葉や概念、計算式など)、社会に出てから一回も使ったことないけど、生きていけていけて

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          得意技は「ペース配分」です。

          先週末、10キロレースに参加しました。 東京は江戸川、荒川河川敷の片道2.5Kmコース(往復5Km)を2周するというものです。レースと言っても、前々日に登録したもので、同じ10キロレースに参加した方は20名程度。近所の公園を10Kmもくもくと走るのと比較して、誰かと一緒に走りたいと思ってのエントリーでした。 そもそも今なぜ走っているかと言うと、自分が所属しているカヌー倶楽部のみんなが11月に「江東シーサイドマラソン(の10キロ部門)」に参加するのですが、私も一緒に参加する

          フリック入力を知って「あっち側」と感じた話。

          「あっち側」というと大変失礼な感じがしますが、(少なくとも私の娘からすると)自分たち世代の当たり前とは異なり、かつテクノロジーとの最新の付き合い方を教わる側になったんだなー、と思った話です。 今年の夏休み、野球好き(正しくは大谷翔平好き)の長女をはじめて野球場に連れていくというイベントがありました。その往路の電車の中で、夏休みの最後の宿題だという、「歴史的な出来事(例:リーマンショック、9.11、3.11など)を実際に過ごしたことのある人にその当時のことをインタビューしてレ

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          「運のよい人」と付き合え

          「言葉に活かされてるな」と思うことがあります。私の場合、本の中にある著名人の言葉よりも、自分の生活において実際に誰かに言われた言葉、耳にした言葉、先生、上司、友人など色々な立場の人から頂いた言葉が、ずっと心に残る贈り物になっています。私は都合の良い人間なので自分の耳の痛い、傷ついた言葉はいつの間にか忘れてしまうようにできているようなので、心に残っている言葉たちはいずれもポジティブな要素として自分の生活に活きてきます。 2013年にセールスフォース・ドットコムに参画した時の話

          中3の娘が初めて「コロナが憎い」と言った話

          私には3人の娘がいます。長女は中学3年生で、私立の中学校(共学)に通っています。 2020年が中学校に入学した年。ちょうどコロナの蔓延と共に中学校生活がスタートした世代となりました。小学校の卒業式や中学校の入学式をやるのかどうか、授業はどうするか、など、あとどれくらい続くか分からないこの流行り病に対して、最も世間が騒いでいたタイミングだったと思います。 そんな彼女も親の不安をよそに中学校生活になじみ、これまでの2年半、元気に過ごし、成長してくれました。 一方で「マスクが

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          「負けるが勝ち」GRIT(やり抜くため)に必要なマインドセット

          何年か前に「GRIT」という言葉・概念に出会い、大きく頷いたことを覚えています。それは特別な才能を持たない自分にとって、頑張れる余地を感じたからかもしれません。 中・高校生の時だったと思いますが、勉強でもスポーツでも明らかに自分よりも軽々と良い結果を出す周りの人を見て折れそうになった時に、自分には「努力する才能はあるかもしれない」「才能には限界があるけど、きっと努力には限界がないんだ」なんて言いきかせていたような自分だったので、尚更、「GRIT」との出会いは心に残りました。

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