稲垣收 自己紹介
小説家、ライター、翻訳家、インタビュアー、ときどきフォトグラファーの稲垣收です。
大学卒業後、出版社に3年勤務後フリーランスになり、サンフランシスコに3か月ほど滞在。サンフランシスコ国際映画祭を取材しロシア人の映画監督らをインタビューしたり町でベトナム戦争帰還兵でホームレスになった人たちに話を聞いたり、旅行ガイドブックの取材をしたり。
帰国後は留学関係の本を編集したり、ガイドブック取材で欧米に行ったりするうち、1999年に”東西冷戦の象徴”だったベルリンの壁が崩壊。ドイツやチェコ、ハンガリー、ポーランド、ルーマニアで「東欧5カ国のビールと文化」というテーマで取材。東欧の激動に触れ、「東欧やロシアをもっと取材したい」と思いはじめる。
1990年10月3日の東西ドイツ統一の日に、ベルリンに再び行き、統一の陰で起こっていたデモや、さまざまな問題を取材。
さらに、崩壊直前のソ連にも行き、モスクワでホームステイしながら「内側から見たペレストロイカ」の取材をし、ソ連からの独立問題で揺れるグルジア(現ジョージア)、バルト3国も取材。
1991年8月には、ソ連でクーデターが起こり、ゴルバチョフが保守派に拘束されたが、その時もモスクワに潜入し、エリツィン達が立てこもったロシア議会ビルのバリケードへ。
保守派クーデターが失敗した翌日には、エリツィンが「民主主義の勝利」を祝賀する演説を同じ議会ビルのバルコニーで聞く。
その後ビデオ・ジャーナリストとしても、しばらく活動、グルジア内戦、モルドヴァ内戦、チェコとスロバキアの分離などのドキュメンタリーを5本制作。
旧ユーゴのクロアチア内戦やイスラエルとパレスチナなどの紛争地も取材。
旧ソ連諸国には20回ほど取材へ。
***
もともと格闘技好きで、自分でもキックボクシング、空手、総合格闘技などをしており、格闘技取材も1992年から開始。最初に週刊プレイボーイの取材でロシアのヴォルク・ハン(内務省特殊部隊の格闘技教官で、当時はリングス・ロシア所属のサンビスト)の家まで行って取材。その後は、1993年にデンバーで行われた第1回UFCも取材。
ゴング格闘技、格闘技通信、Kamiproなど格闘技専門誌や、イーファイトなどの格闘技サイトでトータル30年にわたり取材・執筆。
WOWOWで総合格闘技「UFC」の解説者を10年ほど勤めた。
***
【インタビューした著名人】
世界的投資家ジム・ロジャーズ、元ロシア第一副首相のエゴール・ガイダル、名曲『スタンド・バイ・ミー』の歌手ベン・E・キング、LINUXを作ったリーナス・トーバルス、映画監督のアラン・パーカー、アウディ・クワトロのデザイナーのエルヴィン・ヒンメルなど。
格闘家ではヒクソン・グレイシー、ホイス・グレイシー、桜庭和志、魔裟斗、須藤元気、ヴァンダレイ・シウバ、エメリヤーネンコ・ヒョードル、アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ、フランク・シャムロック、ランディ・クートゥア、ダン・ヘンダーソン、マウリシオ・ショーグン、ドン・フライ、佐山聡、前田日明など多数。
***
【著書】
小説『戦場のイエスタデイ』
戦場のイエスタデイ | 稲垣收 | 小説・文芸 | Kindleストア | Amazon
『聖パトリックの鎮魂歌』
聖パトリックの鎮魂歌 | 稲垣 收 | 小説・文芸 | Kindleストア | Amazon
『金網ガール』
金網ガール: Cage Girl | 稲垣 收 | 小説・文芸 | Kindleストア | Amazon
『学習まんが人物館 杉原千畝』(シナリオ担当、小学館)
小学館版 学習まんが人物館 杉原千畝 小学館版 学習まんが人物館 | あべさより, 稲垣收, 渡辺勝正 | 学習まんが | Kindleストア | Amazon
『極真世界王者フィリオのすべて』(アスペクト)
『男と女のLOVE×LOVE英会話 』(Jリサーチ出版)
『稲垣收の闘魂イングリッシュ 旅行編』(Jリサーチ出版)
『闘う英語』(エクスナレッジ)
『留学 その現実と成功への道』(研究社)
【訳書】
『アウト・オブ・USSR』(ジャック・サンダレスク著、小学館)
『俺たちのニッポン』(エバレット・ブラウン著、小学館)
【構成担当】
『国家と移民 外国人労働者と日本の未来』(鳥井一平著、集英社新書)
#旧ソ連
#戦争取材
サポートは必要ありません。代わりにシェアかコメントをお願いしま~す♪