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経営指標分析 安全性分析指標資料

自己紹介

この記事に興味を持って頂き、ありがとうございます。
私は大学で経済や会計を学びましたが、更に学びを深めるために、日々経済指標や企業の財務諸表に目を通しています。
その情報を共有することで、更なる自身の知識向上と、現在経済や会計の知識を学んでいらっしゃる方々の貢献につながると思い、情報発信をしております。

この記事の内容

この記事では、一通りざっくりと財務諸表を読めるようになり、更に分析も出来るようになりたい方向けに作成致しました。
特にこの記事では、最も重要視される安全性分析についての必要不可欠の情報を盛り込みました。

記事を理解した後、どうなっているか?

企業の短期・長期的安全性が分析でき、今後企業が安定して経営をしていけるのかが把握できるようになります。
ただ、注意して頂きたいのが、財務諸表はある時点の状態を表しているものであり、経営状態は日々変化しているため、あくまで参考程度にし、絶対視しないことも大切です。

対象とする方

・経営分析を学びたい方
・勤務している会社の経営状態を把握されたい方
・取引先の経営状態を把握したい方
・就職、転職を検討している方で、更に検討している企業の安全性を知りたい方
・株で資産運用を始めようとしている方
・自営業をしており、自社の経営状態を把握されたい方

本編

それでは、経営指標分析 安全性分析指標について説明をしていきます。
これは、財務諸表の一つである貸借対照表を使って分析する指標となり、
以下の指標となります。

【短期的安全性分析指標】
・当座比率
・流動比率

【長期的安全性分析指標】
・固定比率
・固定長期適合率
・有利子負債比率
・財務レバレッジ
・自己資本比率

では順番に説明をしていきます。
まず短期的安全性分析からです。

当座比率

当座比率は、1年以内において、棚卸資産を除く資産を出来るだけ速やかに現金化できるかどうかの能力を確認する安全性指標となります。
当座比率が高ければ高いほど、倒産のリスクは低くなります。
理想の貸借対照表の状態は、
当座資産>流動負債です。

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