結局日銀が得をしている?
GWの隙間をついて日銀が為替介入したようです。5月3日のアメリカの雇用統計も、予想より悪い数字で瞬間151円台まで円高に振れました。
日銀は雇用統計の数字を事前に入手していたのかも知れませんね。
日銀は為替介入でずいぶん儲かっているということです。
日銀は2011年は円高で為替介入しました。この時4.5兆円のドルを買ったようです。仮に平均80円でドルを買ったとすると、ざっくり560億ドルを手に入れました。
今回これを全部売ったとしたら、平均155円として8.7兆円を手に入れていますので、差し引き4.2兆円の利益があったことになります。
FXはお勧めしない
単純に考えれば日銀と同じ行動をすれば儲かることは間違ありません。
行き過ぎた円安になれば円を買い、逆に極端な円高になれば円を売る。
ただ、これは10年単位での気長な取引になりますので、デイトレードでは使えません。
日々の為替の動きを予想することは不可能です。今回の大きな為替変動で損をした方も多いと思います。FXは誰かが儲けた分、誰かが損をしています。極端な事を言えば日銀が4.2兆円儲かった分、誰かが4.2兆円損をしているわけです。(実際にはそんな単純ではありませんが)
但し、プロのトレーダーは今回の介入でどう動いたでしょうか?
日米の金利差が変わったわけでは無いので、しっかり買っていると思われます。事実152円割れは瞬間で、既に153円まで戻っています。
FXで儲けるためには潤沢な資金と特殊な精神が必要のようです。w
まとめ
投資は株や投資信託でやりましょう。特に投資信託の長期分散積立投資なら、日々の値動きに惑わされることもありません。派手さはありませんが、損をすることもほとんどありません。もし損をしている状況であれば、買いのチャンスかも知れません。
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