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みんなの北極星をみつけよう -ポーラスターコンサルティング設立にあたり

「もっと主体的、積極的に行動してほしい。」
「組織間でのいがみ合いをやめ、協力し合ってほしい。」
「社内に活気を取り戻し、社員のエンゲージメントを向上させたい。」
「若手社員の早期退職を防ぎたい。」
「M&Aした会社との文化のギャップを埋めて早期にシナジーを創出したい。」
「自分の後を継いで社長になれる人がいない」
「人的資本経営をするにはどのような取り組みが必要なのだろうか。」
経営者の人と組織に関する悩みは絶えないものです。

私はキャリアの大半を経営者として歩んできましたが、私自身も常に同様の課題に直面していました。そして、その道は決して平坦ではありませんでした。

リーマンショックで受注が半減し、倒産寸前に陥った建設会社。
コロナ禍で販促活動が否定され、存在意義を見失った旅行会社。
完全統制型マネジメントで仕事の意味と将来を見失い、年間離職率が25%にのぼっていた人材派遣会社。

これらの会社は今、健全な優良企業として成長を続けています。社員のリストラ、外部からのスーパーマン採用、給与倍増による退社阻止などは一切していませんし、私がトップダウンで細かく行動を指示したわけでもありません。同じ社員が、自らの力で会社を変えていったのです。

私の価値観の根底にあるもの、それは「ビジネスはパーパス」だということです。会社が何を成し遂げようとしているのか、何のためにどこへ向かっているのかというパーパスを共有し、社員が心から共感すること。人を単なる労働力やリソースとしてではなく、パーパスを実現するための力の源泉と捉えて、それぞれの力を発揮できる環境を整えること。これにより、人と組織のパフォーマンスは飛躍的に向上します。逆に、目的地が見えないと歩みが止まり、完全統制下でやみくもに働かされると心が離れてしまう。パフォーマンスが低下するだけでなく、貴重な人材そのものを失うことにもなりかねません。

頭脳明晰な経営者やコンサルタントが描いた素晴らしい戦略であっても、それを実行するのは現場の社員であり人です。人はで理解してもが動かされなければ真の力を発揮しません。つまり、その戦略が論理的に理解ができたとしても、ストーリーとして心から共感できなければ、戦略を達成するための力の源泉とはなりえないのです。しかし、ここに注力できていない会社、経営者が少なくありません。それは、あまりにも勿体ないことです。

私はこれまで会社の経営トップとして、会社の内部から人と組織の変革によって会社を変えてきました。これからは、同じ悩み、課題を抱える経営者の皆さまに寄り添いながら、会社・組織の北極星(Polar Star)をみつけ、やる気に満ちた社員が力を発揮できる環境づくりのお手伝いがしたい。そんな気持ちで会社を立ち上げました。

どうぞよろしくお願い致します。

ポーラスターコンサルティング株式会社
𠮷田周平

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