『フォレスト・ガンプ』の雑感
この映画は、アメリカの激動の時代を背景に、フォレスト・ガンプという男の人生を描いたものです。知能指数が低く、考えることが苦手なフォレストが、正義感と心のぬくもりで、周りの人を楽しませる姿に心を打たれました。また、最初に話したように、この映画は1950〜80年代のアメリカを背景にしており、ベトナム戦争やエポックメイキングな出来事などの中で、フォレストは様々な出会いと別れを通して成長していきます。
気になるフレーズ『Life is like a box of chocolates.You never know what you’re going to get.』
このフレーズは「人生はチョコレートの箱。開けてみるまで中身はわからない」という意味で「人生で起こることは挑戦してみるまでわからない」「自分の手で人生を切り開き、どの人生を選ぶかは自身で決めなさい」ということを表しています。この言葉は、フォレストの母がフォレストに対して言った言葉であり、フォレストはこのフレーズを信条として人生を歩みます。
◉監督:ロバート・ゼメキス ◉出演:トム・ハンクス, ロビン・ライト、ゲイリー・シニーズ、サリー・フィールド、ミケルティ・ウィリアムソン ◉販売元:パラマウント ◉公開日:1995/3/11
「フォレスト・ガンプ」の概要
これは、フォレスト・ガンプという男の、まっすぐで、ちょっと変わった人生を描いた話である。フォレストは生まれつき知能指数が平均よりも低く、考えることが苦手で、周りから浮いた存在だった。しかし、母親の努力や、親友となるジェニーとの出会いによって成長していくこととなる。フォレストは、頭は冴えないが、走ることに関しては、自転車でも追いつけないほど速く、それによってアラバマ大学のフットボールチームに入ることができた。その後、大学を卒業したフォレストは陸軍へと入った。フォレストは単純な動作をすることに関しては冴えていて、陸軍でもその力を思いっきり発揮することができた。そこでの、戦友であるババやダン小隊長との出会いを通して、物語は新たなる方向へと進んでいくのであった……。
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