【シュハリ社内ワークショップレポート（前編）】-コーヒー豆から考える「個を生かした組織づくり」とは-
今回はシュハリのインターン卒業生北川(旧姓池田)さんによる「コーヒーワークショップ」。北川さんは大学卒業後、「地域が抱える課題を、地域に眠る資源で解決する」というビジョンを持って地元である埼玉県日高市で活動を開始されました。その後株式会社CAWAZを設立し、現在、観光、農林水産、カルチャー、コミュニティー醸成など種々のサービスを運営されています。
自然あふれる奥武蔵・高麗川のほとりにある古民家で豆と向き合い、静かに焙煎を行なっている、という北川さんこだわりのコーヒー豆をお持ちいただき、ワークショップを行いました。
①まずは、チーム名決め
4-5名ずつのチームに分かれて、まずはシュハリ恒例の「チーム名」決めからスタート。さすが普段講師を務めているメンバーが多いだけあってスムーズ。お互いの好きなものを出し合って、共通点を見つけていきます。私たちのチームは全員が山好き！ということで、チーム名は「マウントX（マウンテン）」に。その他にも、ヘッドスパ好き＋ヘッドスパに行きたいメンバーが集まる「チーム：ヘッドスパ」など、個性的なチームが揃いました！
②それぞれの豆の個性を知る
さて、ブルーマウンテン、キリマンジャロ、グアテマラ…コーヒー豆の名前は聞いたことはあるけれど、どの豆がどんな味なのか、表現できる人は少ないのではないでしょうか。
今回池田さんが用意してくれたのは、こちらの4種類↓
・プレミアムショコラ
・イルガチェフェ
・マンデリン
・ブルボン
丁寧に淹れてもらったそれぞれのコーヒーを早速試飲してみると…なんと全く味が違う！普段、毎日のようにコーヒーを飲んでいるけれど、じっくり味わったことがなかったので、それぞれの豆の味の違いに驚きです！
私が感じたそれぞれの味をマップにしてみたものがこちら↓
③チームごとにオリジナルブレンドを作る
それぞれの味の違いに驚いたところで、次のお題は…試飲した4種類の豆をブレンドして、チームごとにオリジナルブレンドコーヒーを作る！というもの。ブレンドのテーマは、「仕事の合間に飲みたいコーヒー」。配分によってブレンドの種類は無限大です。
私たちのチームは、まず各自お気に入りの豆を挙げてみました。すると、
・イルガチェフェ
・マンデリン
・ブルボン
と、3種類に分かれました。（最も無難な「プレミアムショコラ」を選んだ人は一人もいない…というくせ者揃いのわがチーム）
そして、仕事の合間ってどんな気持ち？何をしたい？といったディスカッションの中で、最も多かった意見としては、「気持ちを切り替えたい」というもの。仕事の隙間時間を見つけてジムに行ったり、あえて外を歩いたり…など、さすが山好きが揃うチームだけあって、アクティブに気持ちを切り替えていました。
そこで、私たちの配分はこちら↓
パンチが効いてコクがありつつも、爽やかな酸味も漂う、唯一無二の味わい、その名も「キリカエジャロ」です！！
さて、そうして出来上がったオリジナルブレンドを飲んでみると…驚くほど美味しい！！香り高くてコクがあってキレも良く、まさに気持ちの切り替えにピッタリ。
あまりにも気に入ったので、近所のコーヒー屋さんで、このブレンドを作ってもらえないか相談してみよう！と決意したほどです。
④ コーヒー豆とチーム作り
ここまで最高に楽しいワークショップを行ってきて、ふと、これって何のためにやっているんだろう…と考え、ハッとさせられました。コーヒー豆にはそれぞれ個性がある。そして、その個性が合わさることで最高の味わいになる。
普段オンラインで仕事をする機会が多く、なかなか全員が顔を合わせる機会が少ないシュハリのメンバーですが、その一人一人が素敵な個性を持っていて、その個性が混ざり合うことで、チームとして大きな成果を上げることができる。そんな、当然だけれども忘れがちな大切なことを、五感で味わうことができたワークショップでした。
（後編に続く）
【シュハリの取り組み：研修講師も学びを欠かさない】
シュハリでは皆さまの学びのお手伝いをするからには、まずは「自らが学ぶ」を大切にしています。仕事の繁閑にもよりますが、平均すると月1回程度のペースで講師向けのワークショップを実施しており、その度に講師自身も新しい気づきを得ることはもちろん、シュハリのモットーである「教える側と教わる側の壁を取っ払う」を実践しております。今後も私たち自身の学びのレポートを投稿させていただこうと思いますので、ご覧いただけたら嬉しいです！
【株式会社CAWAZ】
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