LiSA 紅蓮華 の構成のメモ
4歳の息子が「鬼滅の刃」をYouTubeで知り、主題歌になっているLiSAさんの「紅蓮華」が好きになったみたいなので、Stay Homeだったし、そういえばMacも買い換えてAbleton Live 10もまともに動く環境になったから、久しぶりに耳コピで作ってみようかなと思い、構成を調べてみたら、なかなか奥深かったのでその時の気づきをメモです。
LiSA 紅蓮華とはこういう曲。2019年ベストという人もいるくらいで今更ですよね。きっと。
曲の解説
素人の私が解説するより、広瀬香美さんのYouTubeでのコメントの方がストレートに伝わると思います。曲のバトルロイヤルとか、大暴れと解説されているのですが、本当に最初のワンフレーズだけでオクターブ使っているとか、要するに最初から全開な感じの楽曲だと思います。
そもそも誰の曲なんだろ?と疑問に思ったのでクレジットにある草野華余子さんのトラックも聞いてみました。
彼女の楽曲自体がメロディー豊富な点が特長と感じました。つまりはバトルロイヤルしてると評されたのは、きっとあふれるばかりのメロディーを1つの曲に惜しみなく入れていけるくらいにメロディーのアイデアが豊富な点の表れなのだろうと想像してます(話すようにメロディーを紡ぎ出す才能のある人っていますよね)。
メロディーが良いのはそうなのですが、紅蓮華はメロディー以外にも聴き応えある作品だと思います。
そこがソニーミュージックの力なのか、打ち込み系の方はこちらのインスト版も聴いていただくとよーくわかると思うのですが、歌入りで聞き流していると気付かないレベルで1つ1つのパートでEditされてますよね。サンプルの貼り付けや、エフェクト等の仕掛けがあの速いテンポの中に盛りだくさんだな、と。
しかもギターが7弦ギター(用のダウンチューニング)なんかい。それであの低音でディストーションの聴いた音になってるわけですね。
ちなみに7弦ギターでの解説バージョンはこちらの方がかっこよかったです。
ギターが気になり出すと、次はやっぱりベースだよね。
ということでベースの弾いてみた系動画としてはやっぱりこちらでしょうか。構成を調べるだけなので、音が聴ければいいはずなのですが、どうも動画に目がくぎ付けです(確信犯すぎる)。
しっかりしているのに跳ねてる雰囲気を醸し出している原曲の雰囲気はスラップありなこのベースラインなんだな、と言う印象になります。
続いてキーボードですが、特長として外せないのはコンプの効いたピアノパートでしょう。割とロック、ポップスの曲としてはオーソドックスにコードを弾いてる感じですが、静と動を切り替えた演奏でサビを盛り上げてますし、そのアレンジを盛り上げるようにシンセのおかずが入っている点も特長。
期待を裏切らずに音の構成を知る動画を紹介するなら、やはりこちらでしょう。(自粛しなくてよければ、もっと再生回数の多い方はこちらですよ)
1曲通しでピアノ以外の音も知りたいと思ったので探したところ、こちらの方々はかっこよく弾かれていると思いました。まぁピアノのコピーは弾いてみた系でも圧倒的に多いですよね。
それぞれのパートをまとめるならバンドでコピーされている方の動画がとても参考になると思って検索し始めたわけですが、なぜだかドラムばかり気になる動画に出会ってしまいました(コメント欄も同じような反応)。いや、全身で叩いてる感じがかっこいいんです。
気を取り直して、これらパートを打ち込みで作る作業イメージトレーニングを始めましたが、こんな感じですよね。あいにく私は歌えませんけど。
この動画のKecoriさん、羨ましいくらいにどの楽器も上手な方ですが、特にEdit画面見てて指先が器用な方なんだなとしみじみ思いました。(データ公開して欲しい・・・)。
作り方がわかってきたところで、一段落。調査は一旦終了(作らんのかーい)。
以上、日頃の音楽を聴いている際の目線で書いてみました。有名な曲だと各パートの弾いてみた系動画も多くて楽しいですね。
Tokyo WFH Radioという新しく生まれた可処分時間を使って何かに取り組むプロジェクトもやっておりますので、ご興味お持ち頂けたら是非!