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望診法~手技道の診方~パート8【手技道コラムNo.118】(再掲)

2016.7.23掲載


こんにちは、手技道の門田です。
先日来られた患者さんが、自宅でめまいをおこして
転んでしまったという事がありました。

めったにない事だったので、本当に驚きましたが、
よくよく聞くと原因は熱中症で貧血みたいになった事が原因だそうで、
本当に熱中症は怖いなと改めて思いました。

どうぞ皆様もお気を付け下さいませ。

さて、望診法シリーズ、最終回となりました。

ここまでお付き合い頂きまして、誠にありがとうございます。

最後は「耳」です。


耳は腎臓の状態を表します。

左耳は左の腎臓、右耳は右の腎臓を表します。
耳の形は体全体を表し、大きければ大きいほど
厚ければ厚いほど丈夫で長寿です。

正常な耳は、眉毛から口までにかけてあるのが理想的な耳です。
正常な耳になるのには、赤ちゃんが母胎にいる時に
母親がバランスよく食べるときれいな耳になります。

現代人は、砂糖、はちみつ、メープルシロップ等の単糖類、
動物性食品、添加物の多い食品を摂っている事が多い為に、
体が陰性に偏ります。

その為、耳が高い位置に移動して耳の上の部分が尖り、
耳たぶがない人が大半になってしまっています。

下の図が昔の人の耳と現代の人の耳の比較です。
50年ほど前から耳たぶがなくなって上の方について
上がっている耳が多くなりました。

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腎臓がしっかりしていると長いふくよかな耳の形をしています。
この耳を持っている人は体質がしっかりしていて
長生きであり心豊かです。

昔の人・仏像などにある仏様の耳です。
腎臓が悪くなると耳が悪くなります。

難聴、耳の聞こえづらさも腎臓の機能低下が原因と
東洋医学では考えます。

耳の進化の過程は、
オオカミは上に、さるは真ん中に、人間は下横になります。

下記の図にあるように
耳の上は蛋白質、中は炭水化物、下はミネラルの状態を表します。

画像2

これはどういう事かというと、母胎にいる時に
母親がタンパク質を多く摂っていると、耳の上部が大きくなり、
炭水化物が多いと耳の中部が大きくなり、
ミネラルが多いと耳の下部が大きくなるという事です。

耳は母胎時代に出来上がり、耳の形を直す事は出来ませんが
性質を変える事は出来ます。

具体的には、タンパク質、炭水化物、ミネラルをバランスよく
摂る事が第一歩となります。

また、腎臓機能の回復の為にキノコ類をとり、
免疫機能を上げる事も良い事です。

何事もバランスが重要とは言いますが、
「バランスが崩れている」という自覚を持つ事も
重要です。

何事も意識とは院長がよく言いますが、
自覚がない事には良くしようという気持ちも起きてこないので、
ぜひ自覚を持つ事も重視して下さい!!!

望診法シリーズ、ここまでお付き合い頂きまして、
誠にありがとうございました。
ぜひぜひ、自分の顔、ご家族の顔などを見て、参考になれば幸いです。

今回はここまで。
お読み頂きありがとうございました。

ではまた。


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