中途半端が一番クソ🔥🖕🔥
あー、ムカつくぜ……!
心の底からムカつくぜ……心の底からな……ッ!
ふだんおだやかなしゅげんじゃ氏(自称)が、いったい何にこんなにムカついているのか?
それは……!
逆噴射小説大賞の最終選考に選ばれなかったから? いいえ、答えは No。たしかにそれはムカつくきっかけのひとつではあるけど、ムカつきの根源はそこではない。
そもそもこの結果は内心、折り込みずみだったというか、前回大賞を獲ったこともあり「今回は賞レース気にせず気楽に参加してみよう」ぐらいのゆるゆるな心構えで臨んでいたので必然だったとも言える。
なので敗因も、ものすごくわかりやすく端的に言ってしまえば「特にひねりも新規性もない、読者の心を動かすこともできていない」……そんな作品しか応募できなかった、ということにすぎない(細かいことを言いだすと他にもいろいろあるけど)。
なので、結果そのものにムカついているわけではない……(もっと言うと、一年に一回、こうやって自分の現在地を振り返るきっかけがもらえる、逆噴射小説大賞ってほんとに素晴らしいイベントだなとしみじみ思う。控えめに言っても最高。心からの感謝とリスペクト……)。
では何にムカついているのか?
逆噴射小説大賞の最終選考リスト発表とほぼ同時に、しゅげんじゃ氏はこんなものを見たのである。
ふーん……なるほどね。ではここで去年の記録を見てみましょう。
はー?
2022年。
2023年。
え!? マジでこいつこの一年間なにやってたの!? うわー、一年もの間、いっさいの進歩なしかよ……。
ということで、しゅげんじゃ氏はムカついているのである。中途半端なクソ野郎になりつつある自分に対してな!
こんな感じなので、逆噴射小説大賞に臨む姿勢も必然的に中途半端になるわけだし、結果だって中途半端に終わるのも当然のことだと言えよう。アホかー!
実際、ここ一年以上、しゅげんじゃ氏の内部ではブスブスと不完全燃焼感が燻りつづけていた。仕事のステージがかわり、めちゃくちゃ忙しくなったのだ。一方でそんな状態のなかで「これを書きあげないと先に進めない」と感じている長編構想を抱えつづけていた。でも集中して取り組む時間がなかなか確保できずに……中途半端に時間だけが過ぎていった……一年以上……。
アホですね。
書きましょう。書きあげましょう。正直、仕事の時と小説を書く時とでは完全にマインドセット・集中のしかた・頭の使い方が異なり、切り替えにはそれなりのクールダウン時間が必要だと感じている。だから、なかなか書けずに時間だけが過ぎていった。
でもそうであるなら、まず書きつづけることを可能とする、頭の切り替えを可能とする……そのうえで過負荷で体調を崩さないような……そんな創意工夫に注力すべきだ。そしてそのうえで、脇目もふらずにまず書きあげなければならない。この状態を解決するには、それしかない気がする!
自分で言うのもなんだけど、いま書こうとしている長編はすごい作品なのだ。これは書きあげられるべきだし、世に出すべき作品なのだ。絶対に。
もうやるしかねーな。やろう! やるのだ!
逆噴射とnote一年の記録のおかげで目が覚めたというか、スイッチ入った気がする。よしやろう。やるぞ。やるしかない!
【おわり】