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Kindness.


こんばんは。

10日程、東京で過ごしてきた。
インドに行っていた友達から、
多分、7年ぶりくらいに連絡が来て
どうしてる?と呼んでくれた。



数ヶ月、人とあまり会話もしていなくて
シャワーを浴びる快活クラブの受付ですら
気になって外に出れなくなっていた。


いつぶりの東京だろう。


彼も、彼のパートナーも
今は何もしなくていいよ と
穏やかで優しい2人だった。


優しいrocking chair


毎日夕方になると食事に呼んでくれて、
引っ越したばかりのお家で一緒にご飯を食べた。
沢山気も使ったけれど、とにかく2人が暖かくて
こうしてホームレスになって、改めて感じた幸せのひとつひとつがそこには溢れるようにあって、これでいいんだよと諭されるようだった。

それから、2人のインドでの話
オーストラリアの話、カメラの話
少し傾いたスパイス棚の話
気付けば物理と宇宙の話もしていて、
数ヶ月人と話していないフィルターが外れて
毎晩、毎晩沢山話を聞いてもらった。

優しい2人だった。


Joe & Saki



2人の引っ越し前の家に幾晩か泊めさせてもらって、
そのあとは東京を彷徨った。


たまたま、覗いた沖縄料理のお店で
事情を話した。閉店後椅子を並べて寝かせてもらった。


次の日銭湯に連れて行ってくれた。
きっと巡り合わせで、
先日の彼に連れて行ってもらった同じ月の湯だった。
ライオンの口から温泉が出てる、水風呂のところ。


この辺りから、気持ちが毎日落ち着かなくて
一枚も写真を撮れなかった。




山梨に戻らないと、と
バスタ新宿に向かった。
動けなくなってしまった。
新宿の端っこで、1日、また1日と



どこに帰ったらいいんだろう
戻って、また車で過ごして
どこへ行くんだろう


そう思うと足が動かなくなった。



2日ほどして、やっとカプセルホテルに泊まった。
快適だ。部屋があって、風呂があって、食事がある。
全てがあるのに、それでも強烈に1人になりたくなった。




突然1通のメールが来た。

不安と希望を行きつ戻りつする心情や

自分自身の存在価値のようなものを問いかける

日々のつぶやきがとてもリアルで、胸を打つものがありました。

自分は何者か、何を成し遂げたのか、という問いは

(家のあるなしにかかわらず)普遍的なものであるようにも思います。

とあるライターさんからのメール

少しだけ時が動き出した。5ヶ月間、ずっと動いてなかった時が少しずつ。



次の日にはチケットを取って、バスに乗った。久しぶりの車に戻ってきた。車は無くなってなかった。変わらずそこにあった。そのまま20時間程寝た。


2.3日、何も考えられなくなって、ようやく3日目にメールを返した。

メールのライターさんから、取材を受けることになった。
noteを始めて、少しずつ
そして一歩ずつ
今日も優しくなっていきたい。

そろそろお別れ。




現在 10/31~北海道/札幌市

いつでも、どこでも
呼ばれたところに行きます

連絡先
福谷崇 フクヤシュウ
080-7013-3836
s.fukuya112@gmail.com

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