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キャリコンとしての初仕事
昨年末に第27回キャリアコンサルタントの試験に合格し、2025年は気持ちも新たにキャリコンとしての仕事領域を構築していきたいと考えています。
初仕事は就活支援
昨年12月、キャリコンの合格発表を待たず、大学生の就活支援の仕事に挑戦することを決めました。
キャリアコンサルタントはあらゆる人の「働くこと」について相談に乗ります。活躍の場は、「企業領域」「需給調整機関領域(就職支援領域)」「教育領域」「地域領域」の大きく4つに分けられています。
私が今回挑戦しようとしているのは「就職支援領域」ということになります。
就職支援領域というと、真っ先に思い浮かぶのは大学のキャリアセンターですが、今回は就活支援をしている企業でのカウンセラーという位置付けです。
就活支援を選んだ理由とは
大人であれば多くの方が「就活」を経験しているのではないでしょうか?
遠い昔ではありますが、私にも就活の思い出はあります。
娘二人の就活を見守る母としての経験もあります。見守る立場としては、ハラハラしたこともありますが、親だからこそあまり口出しはしないように、相談された時だけアドバイスするようにしていました。
今思えば、よく頑張ったなと思います。
時代によって、就活のルールもやり方も少しづつ変わっていきます。
けれども、就活が「子ども」の立場からいよいよ「社会人」となる節目であることは今も昔も変わりません。
学生が就職する会社を決めるって本来一人では難しいことです。
どんな仕事をするのか、どんなふうに働きたいのか、どんな人たちと働くのか。そもそも、社会にどんな仕事があるかもよく知らない。
そして、自分という人間が、どういう人で、どんな仕事が向いているのか。
それらが明確な人は、すでに社会人であっても少ないかもしれません。
社会人としての第一歩となる就活を後悔のないものにしてもらいたい。あれだけ考えて、あれだけ頑張ってこの会社で働くと決めたんだ。
そんな納得感のある就活になるようにサポートできたら最高です。
就活の思い出
情けない話ですが、私は大学生の時どんな仕事がしたいかという明確なビジョンが全くありませんでした。
1992年。就職氷河期の直前で、さほど苦労もせずなんとなく受かった会社のうち、雰囲気が良さそうな会社に就職しました。
「結婚か出産まで」そんな時代だったのもあり、自分が本当にやりたい仕事とは?なんて考えもしませんでした。
約25年後、専業主婦を経て離婚してから「働くこと」についておおいに悩んできたのは、そのつけが回ってきたからなのかもしれません。
学びの連続
今、就活生のサポートをするために研修を受けています。
今の就活について覚えることも多く、大変ながらも新しい世界へ踏み出すのは楽しい。そして、将来について真剣に考え、納得できる就活のために頑張っている若者をサポートするという責任に震えてもいます。
本当にその企業が自分にあっているのか?
なぜその企業を希望するのか?
どんな働き方をしたいのか?
当然ですが、学生たちは企業で働いた経験がありません。
経験がない中で、来年から自分が毎日仕事をする環境を選択するのです。
いい会社に就職したい。
では、その人にとっての「いい会社」ってなんなのか?
そこを一緒に考え、自信を持って選択するためのサポートをしていきたいと思っています。