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≪派遣社員の評価について≫
「同一労働の関係で派遣元から『派遣社員の評価をしてくれ』と言われてるんだけど、労使協定方式なのに派遣先がやらないといけないの?」
というお話を頂くことがございますが、派遣元には派遣社員を評価し、賃金を見直すことが義務づけられており、派遣先にもそれに対して「配慮義務」が設けられています。
派遣社員の賃金が適正なものになるよう派遣元・派遣先、共に協力していきましょうという旨のものになります。
■配慮義務とは…
適切な配慮をする必要がある
実施に向けて計画・行動し、結果を出す必要がある
法的な拘束力はない
原則として、刑罰などの制裁はない
義務違反とみなされた場合は行政指導を受けることがある
実施の報告はない
派遣元企業から派遣先企業へは、評価項目や様式が提供されます。
派遣社員の評価は、派遣元・派遣先が共にコンプライアンスを遵守するため、また派遣社員の不合理な待遇差をなくすために重要なことになります。