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普通なんて存在しない

こんにちは!
今回は「普通は存在しない」という事について書いていきたいと思います。
皆さん「普通」という言葉に対して悩んだ事はありますか?
私はよく悩んでしました。
悩んでいた理由としては、自分には何も特徴がないと思っていたからです。
一番悩んでいた時期は新卒で就職活動をしていた時でした。

「中堅クラスの大学生」
「時間があればアルバイトで働く」
「友達と遊んだら、夜中まで遊ぶ」
「授業には必修科目しかいかない」

このようなそこら辺にいる大学生でした。
何かスキルを身につけようとした事もなく、何かに没頭していた事もありません。
この時は「普通の大学生」に憧れてしまっている自分もいて、それが楽しかったんだと思います。

普通の大学生活

3回生から4回生に変わるタイミングで、大学生であれば就職活動を始める人が多い訳です。
私の周りには就職活動をする人しかいなかったです。
起業したい・独立するという人は親族経営の1人ぐらいだったかな?
そういった似た考えを持ったコミュニティに俗していました。

当時の私は「普通の大学生」に憧れていた訳ですから、同じようにしていれば就職活動も無事に終わるだろうと思っていた訳です。
あの時は完全に社会を舐めてました(笑)
髪型も周りに合わせて黒色にして、同じような黒のリクルートスーツを着る。
同じような四角い鞄を用意する。
そして、大手企業に就職する事が正義とまで思っていました。
エントリーしている起業は、東証一部上場の大手ばかり。
有名な銀行・商社・メーカー等々。
完全なる「大手病」でした。

そして、就職活動が始まり、まずはエントリーシートを提出していきます。
内容も周りの大学生と同じ事しかしてない訳ですから、
「バイトを頑張った」
「ゼミで○○委員してました」
「日本各地を旅しました」
ぐらいしか話す事がなかったです。
それでエントリーシートを提出して、通過率は30%ぐらいだったかな?と思います。
選考者も周りの内容が似たり寄ったりで、選ぶのが大変だったと思います(笑)
そこから面接になる訳ですが、面接で話す内容もエントリーシートと同じ内容を話すだけです。
エントリーシートが通って面接に来ているので、それが正しいと思いこんでいました。
その結果、最終的に全落ちしました!
最終面接まで行ったものもありましたが、周りの学生と全然違いが見えなかったので、決め手がなかったんだと思います。
今の私が面接官だったら、絶対に1次面接で落としてると思います(笑)
それだけ周りに合わせていました。

全落ちで気づいた事

当時、学生の身だった私は全落ちした事で相当落ち込みました。
友人は同じようにしているはずなのに、就職に決まっていく。
しかも、自分が受けていた大手企業に。
「普通」にしてたのに、「普通」には決まらんねんな。
俺は「普通」じゃないんか?
「普通」ってなんやねん!と思っていました。
思いこみってすごいですよね。
本当にここまで思いこんでいました。
それから就職活動を少し辞めてました。
周りは就職先が決まったという連絡して来て、「お前はどこに決まったん?」という言葉が心に刺さっていました。
少し病んでいました。(笑)

少し経つとどんどん開き直ってきて、頭が冷静になって来て、内定が決まった人と話に行くようになってました。
詳細を聞いていくと、徐々にわかって来ました。
「普通」にする必要がないと。
それぞれ考え方や価値観は絶対に違うのだから、違って良いと。
自分が思い描いている「普通」という事はただのダミー人形で、本当の自分ではないんだなーと気づきました。
周りのおかげでそれに気づく事が出来て良かったなと思います。

なりたい自分

そこから新たに自分を見つめ直しました。
「周りと同じように生きたいのか?」
「自分は普通になりたいのか?」
「20年後・30年後の自分も普通でいいのか?」

最初から、この疑問を自分に問いかけるだけで良かったんだと思います。
答えはNO!!です。
将来の自分の姿を想像して、それに向けて行動をすればいいのに、それが出来ていませんでした。
気づくのがかなり遅かったです。

就職留年はするつもりがなかったので、気づいてから行動に移すのは早かったです。
大手企業に絞っていましたが、根本的に大手企業を受ける事すら辞めました。
将来独立したいという思いも根底にあった為、大手企業だと
「出世スピードが遅くなる」
「個人の裁量権が低い」
「自分の経験値が上がる可能性が低い」
と考えた為、その逆のベンチャー企業に舵を切りました。

そして、話す内容も
「将来なりたい姿」
「会社に対して求めている事」
「自分を採用する事のメリット」
を明確にして、臨むようになりました。

受けた企業のほぼすべてが最終面接に行くようになり、自分がどこにするか選べる状態になりました。
「ここまで自分の考えを明確にもって、周りとは違うという感覚を持つと変わるんだな」と感じた事を覚えています。
「普通」じゃなくていいんだと。

その後、内定を貰った中のベンチャー企業に就職し、2年目の時に役職を貰えるようになり、経験値は上がったと思います。
個人的にはまだまだ経験値を上げなければならないですが、ベンチャー企業を選んでよかったと思っています。

昔の就職活動の事を例にして書いてみましたが、私が感じていた事は昔からある言葉で「皆違って、皆いい」という事です。
友達や知人と話をしていて、普通な人っていてないじゃないですか?

「キャンプや山登りにハマっていたり」
「アニメキャラがとても好きだったり」
「私みたいに筋トレが好きだったり」

すべての人が何かにハマっていたり、好きな事があったり、楽しい事があって、そのことに対しては「普通」なんて事はないです。
極めて、特技や仕事にしているかどうかで勝手に判断しているだけだと思います。
「普通」なんで存在しないので、もっと自分という個性を大事に生きていく事がこれから上手く物事が進んでいくのかなと思います。

まとめ

普通なんて存在しないと言う事について書いてみました。
昔の事を体験談と出してみましたが、この経験は今でも生きています。
普通という言葉は存在しない、この世にないという感覚で生活しています。
もし「自分が普通だから」「自分に取り柄がない」と悩んでいる人がいたら、「そんな事なくて個性しかない」と言う事が伝わればなと思います!

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