集英社クリエイティブ 書籍

集英社クリエイティブ書籍編集部の公式noteです。書籍コンテンツや新刊情報、著者紹介などをお届けします。 集英社クリエイティブ ホームページはこちらです。→ http://www.shueisha-cr.co.jp/

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マガジン

  • 『ゆっくり学ぶ 人生が変わる知の作り方』岸見一郎

    6/3発売の新刊『ゆっくり学ぶ 知の作り方』の内容を紹介していきます。

  • 『赤坂「まめ多」女将のおつまみレシピ春夏秋冬』降旗壽眞子

    かんたん、おいしい、赤坂「まめ多」女将のスゴ技! 初心者でもすぐできる、季節のおつまみ+お役立ちレシピが101種掲載された本『赤坂「まめ多」女将のおつまみレシピ春夏秋冬』の魅力を紹介します。

  • 『ジジイの片づけ』沢野ひとし

    谷川俊太郎氏推薦! 長年片づけを実践してきた著者が、片づけの心得と人生の機微を綴るイラストエッセイ。ステイホーム必読、今すぐ片づけを習慣にしたくなる『ジジイの片づけ』を紹介します。

  • パンと牢獄 チベット政治犯ドゥンドップと妻の亡命ノート

    チベット人の真意を映す映画を撮ったことで、中国で囚われの身になったドゥンドゥップ・ワンチェンと、夫の逮捕のために難民となり、ついには米国に渡って彼を待ち続けた妻ラモ・ツォ。この夫婦と4人の子どもたちの10年の軌跡を追ったノンフィクション『パンと牢獄 チベット政治犯ドゥンドゥップと妻の亡命ノート』が今年3月に発売され、多くのメディアで紹介されました。が、残念なことに、コロナ禍のため、ドゥンドゥップ氏の来日もイベントもすべて中止になってしまいました。 ――いつか、ドゥンドゥップと娘たちの来日が叶うその日まで(⁉)、著者・小川真利枝さんが、自身が体験したチベットのひとたちの暮らしについて語ります。

  • 『国会をみよう 国会パブリックビューイングの試み』上西充子

最近の記事

『Hマートで泣きながら』の著者ミシェル・ザウナー(Japanese Breakfast) インタビュー@下北沢

自分で語らない限り、 誰にもこの悲しみの深さや痛みが 分かってもらえないと感じたんです 『Hマートで泣きながら』がベストセラーになり、音楽でもアルバム『ジュビリー』がヒットしてグラミー賞にノミネートされ……この1年は、劇的な年だったのではないでしょうか? ほんとにラッキーだったと思います。初めてのフジロックで(メインの)グリーンステージに立てたのも信じられない気分。でも実際は、とても時間のかかるプロセスだったの。この6年、小さいサプライズや大きいサプライズがたくさん積み重な

    • 【『ゆっくり学ぶ 人生が変わる知の作り方』番外編】60歳から韓国語を勉強!②(岸見一郎)

      好評発売中の『ゆっくり学ぶ 人生が変わる知の作り方』の「番外編」です。前編では、著者・岸見一郎先生が「韓国語学習」を始めたきっかけ、韓国人の先生との出会い、そして今ではほぼ毎日観ているという韓国ドラマに関するエピソードなどをお届けしました。後編は、韓国文学、韓国語を学ぶ中で感じた他の言語との違い、学ぶ時のコツや注意点、韓国人の先生との別れ、今後の目標などをご紹介します。 韓国文学の勧め 『青春の文章+』を読み終えてからも、日本語に訳されていないキム・ヨンスの本を、時間をか

      • 【『ゆっくり学ぶ 人生が変わる知の作り方』番外編】60歳から韓国語を勉強!①(岸見一郎)

        『ゆっくり学ぶ 人生が変わる知の作り方』が好評発売中です。本書にあるとおり、著者の岸見一郎先生は、60歳になって韓国語を学び始めました。英・独・仏語、ラテン語、ギリシア語など、ヨーロッパの言語は学んできていたものの、アジアの言語を学ぶのは初めてでした。今回、本書の「番外編」として、あまりメディアでも語られてこなかった岸見先生の「韓国語学習」のエピソードをお届けします。 きっかけは韓国からの講演依頼 私が韓国語を学ぶようになったのは韓国での講演がきっかけです。『嫌われる勇気

        • 【『嫌われる勇気』著者、最新刊】岸見一郎『ゆっくり学ぶ 人生が変わる知の作り方』本日より発売!

          哲学者・岸見一郎先生の『ゆっくり学ぶ 人生が変わる知の作り方』(四六判ソフトカバー・272ページ・1,500円+税)が6月3日(金)から発売となりました。 岸見先生といえば、『嫌われる勇気』の著者として有名。専門の西洋古代哲学と並行し、アドラー心理学を研究され、著書を通して、人生や人間関係に悩む多くの人たちに救いの手を差し伸べてこられたのはご承知のとおりでしょう。 そんな岸見先生の最新刊は「学び」がテーマです。学生に限らず、社会人になっても、学ぶことは一生ついて回ります。

        マガジン

        • 『ゆっくり学ぶ 人生が変わる知の作り方』岸見一郎
          3本
        • 『赤坂「まめ多」女将のおつまみレシピ春夏秋冬』降旗壽眞子
          2本
        • 『ジジイの片づけ』沢野ひとし
          7本
        • パンと牢獄 チベット政治犯ドゥンドップと妻の亡命ノート
          10本
        • 『国会をみよう 国会パブリックビューイングの試み』上西充子
          6本
        • 『戦後「忠臣蔵」映画の全貌』谷川建司
          1本

        記事

          【つけ合わせ料理を手早くこなす】「まめ多」女将の知恵

          家にいる時間がなおも増える昨今、料理をする機会も増えました。 料理の頻度が増すと、悩ましいのが「次の食事で何を作るか」という点です。メインは決めてもつけ合わせをどうするか、となると次第に食事の支度が負担となるもの。 そんな時に心強い一冊が、『赤坂「まめ多」女将のおつまみレシピ春夏秋冬』(A5ソフトカバー・128ページ・1,400円+税・写真/天方晴子)です。 「おつまみ」というとお酒を飲む時のものをイメージしますが、まめ多女将の料理は「飲まない人も美味しく楽しめる」のが特徴

          【つけ合わせ料理を手早くこなす】「まめ多」女将の知恵

          【『ジジイの片づけ』で培う決断力】 「ノートや手帳は、最後まで全部使い切ると自信が湧く」

          沢野ひとしさんの『ジジイの片づけ』は、「読んだそばから片づけしたくなる」と好評をいただき、おかげさまで3刷を数えています。 沢野さんの人生の出来事や思い出をテーマに綴られる片づけの話は、私たちの経験を振り返るきっかけとなり、それらが片づけという行為に関連づけられて、ちょっとしたところから片づけてみよう、という気持ちにさせられます。 本書に書かれている、シンプルですぐに始められる片づけ習慣の中から、今回は「ノートや手帳は、最後まで全部使い切ると自信が湧く」(本文p.46)を

          【『ジジイの片づけ』で培う決断力】 「ノートや手帳は、最後まで全部使い切ると自信が湧く」

          【『ジジイの片づけ』重版3刷!】 ステイホームと『ジジイの片づけ』

          「とにかく片づけしたくなる」と評判の沢野ひとしさんの本『ジジイの片づけ』は、おかげさまで3刷となりました。 沢野さんのやさしく、あたたかみのあるイラストと、人生の出来事や思い出という視点から語る片づけ話は共感を呼び、新感覚の片づけ本として性別・世代を問わず支持されています。 その背景には、このところのコロナ禍によるステイホームの生活習慣があるようです。 そこで今回は、快適な家時間を過ごすヒントとなる『ジジイの片づけ』をピックアップしてみたいと思います。 ■家の中で行なう

          【『ジジイの片づけ』重版3刷!】 ステイホームと『ジジイの片づけ』

          【『パンと牢獄』連載⑩】ロサ・タシデレ! チベット暦のお正月

           チベット人の真意を映す映画を撮ったことで、中国で囚われの身になったドゥンドゥップ・ワンチェンと、夫の逮捕のために難民となり、ついには米国に渡って彼を待ち続けた妻ラモ・ツォ。この夫婦と4人の子どもたちの10年の軌跡を追ったノンフィクション『パンと牢獄 チベット政治犯ドゥンドゥップと妻の亡命ノート』の作者・小川真利枝さんがつづるチベットの暮らしのあれこれ。今回は、チベット暦のお正月について。 ■『パンと牢獄 チベット政治犯ドゥンドゥップと妻の亡命ノート』詳細  ロサ・タシデ

          【『パンと牢獄』連載⑩】ロサ・タシデレ! チベット暦のお正月

          【『パンと牢獄』連載】⑨ラモ・ツォのチベタン・ブレッドのつくりかた

           チベット人の真意を映す映画を撮ったことで、中国で囚われの身になったドゥンドゥップ・ワンチェンと、夫の逮捕のために難民となり、ついには米国に渡って彼を待ち続けた妻ラモ・ツォ。この夫婦と4人の子どもたちの10年の軌跡を追ったノンフィクション『パンと牢獄 チベット政治犯ドゥンドゥップと妻の亡命ノート』の作者・小川真利枝さんがつづるチベットの暮らしのあれこれ。今回は、小川さんとラモ・ツォの出会いのきっかけにもなった、チベットのパンのつくりかたをご紹介します。 ■『パンと牢獄 チベ

          【『パンと牢獄』連載】⑨ラモ・ツォのチベタン・ブレッドのつくりかた

          【『ジジイの片づけ』を実践する③】 「引き出しの一番上は空にする」

          沢野ひとしさんの本『ジジイの片づけ』は、片づけが気になっていた人からこれまでに片づけに関心のなかった人まで、「やる気が高まる」と多くの方々に好評をいただき、おかげさまで重版を重ねています。 コロナ禍の今、家で過ごす時間が増え、そこでどう快適に仕事や家事をこなすか考える機会が増えました。 子どもの頃から片づけ好きの沢野さんだったといいますが、「山登りは片づけ」(本文p.140)で綴られているように、登山に魅せられてからは「ザックへの物の詰め方が、安全や疲労の度合いをも左右す

          【『ジジイの片づけ』を実践する③】 「引き出しの一番上は空にする」

          【『パンと牢獄』連載⑧】チベットのソウルフード「ツァンパ」、ご存じですか?

          『パンと牢獄 チベット政治犯ドゥンドゥップと妻の亡命ノート』の著者、小川真利枝さんが、ご自身が体験したチベットにまつわるあれこれを語ります。今回は、チベット料理についてです。 ■『パンと牢獄 チベット政治犯ドゥンドゥップと妻の亡命ノート』  みなさんは、「チベット料理」と聞くと何を思い浮かべますか?  ※チベット風餃子「モモ」 わたしは、熱々のスープに平べったいすいとんが入った「テントゥク」を思い浮かべます。鶏ガラスープにスパイスが絶妙にマッチした香りをかいだだけで、

          【『パンと牢獄』連載⑧】チベットのソウルフード「ツァンパ」、ご存じですか?

          【『パンと牢獄』連載⑦】歴史に翻弄されたノルギャさんの人生

          『パンと牢獄 チベット政治犯ドゥンドゥップと妻の亡命ノート』の著者、小川真利枝さんが、ご自身が体験したチベットにまつわるあれこれを語ります。今回は、第6回に登場した、一日300回五体投地を繰り返すおじいさん、ノルギャさんの、歴史に翻弄された壮絶な人生について。 ■『パンと牢獄 チベット政治犯ドゥンドゥップと妻の亡命ノート』  ダラムサラの寺院で1日も休むことなく黙々と五体投地をしているノルギャおじいさん(第6回)。わたしに「生きとし生けるものの幸せを願うんだよ」と、五体

          【『パンと牢獄』連載⑦】歴史に翻弄されたノルギャさんの人生

          【『パンと牢獄』連載⑥】  生まれ変わった妻と再会したおじいさん

          『パンと牢獄 チベット政治犯ドゥンドゥップと妻の亡命ノート』の著者、小川真利枝さんが、ご自身が体験したチベットにまつわるあれこれを語る連載の6回め。チベットでは、多くのひとが「輪廻転生」を信じています。あなたは、このお話を信じますか? 突然、愛する妻を失った。 夫である彼は悲しみに暮れたものの、チベット仏教の転生を信じ、毎日毎日お祈りをした。 どうか、妻の生まれ変わりが幸せな人生をおくれますようにと。 ある日、彼は夢を見た。 それは、ダラムサラの中心街のバススタンドに服を身

          【『パンと牢獄』連載⑥】  生まれ変わった妻と再会したおじいさん

          ⑥傍聴席から国会を見て考えたこと

          国会を見る方法は、いくつかあります。衆議院と参議院のホームページにそれぞれアップされたインターネット審議中継で見ることもできますし、NHKテレビ、NHKラジオは独自の編集・編成判断に基づいて放送しています。さらには実際に国会を傍聴することもできます(*)。今回は、上西充子さんが衆議院本会議と衆議院予算委員会を傍聴された後に、お話を伺いました。 国会パブリックビューイングを始めた理由──そもそもどうして街頭で「国会パブリックビューイング」を始めようと思い立ったのか。きっかけと

          ⑥傍聴席から国会を見て考えたこと

          【『パンと牢獄』連載⑤】3年前のクリスマス、ドゥンドゥップと家族は10年ぶりの再会を果たしました。

          『パンと牢獄 チベット政治犯ドゥンドゥップと妻の亡命ノート』の著者、小川真利枝さんが、ご自身が体験したチベットにまつわるあれこれを語る連載第5回。今回は、ドゥンドゥップが亡命に成功し、10年ぶりに家族と再会した、あの日のこと。  2017年12月25日。ひとりのチベット政治犯が米国に到着しました。そのひとの名は、ドゥンドゥップ・ワンチェン。彼が中国で拘束されてから、10年の歳月が経っていました。  「亡命できるかもしれない」という知らせが届いたのは、奇しくも妻のラモ・ツォ

          【『パンと牢獄』連載⑤】3年前のクリスマス、ドゥンドゥップと家族は10年ぶりの再会を果たしました。

          【『パンと牢獄』連載④】小さな灯明に祈りを込めるチベットの“バター灯明祭”

          『パンと牢獄 チベット政治犯ドゥンドゥップと妻の亡命ノート』の著者、小川真利枝さんが、ご自身が体験したチベットにまつわるあれこれを語る連載第4回め。今回は、“バター灯明祭”とも呼ばれるチベットの伝統行事についてです。 ※『パンと牢獄 チベット政治犯ドゥンドゥップと妻の亡命ノート』詳細  クリスマスシーズンで、町が華やかにライトアップされるこの季節、チベットにも同じように寺院がバターランプで輝く伝統祭事があります。それが、チベット仏教の改革者ともいわれるゲルク派の宗祖ジェ・

          【『パンと牢獄』連載④】小さな灯明に祈りを込めるチベットの“バター灯明祭”