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【パブリッシャー事典】海外販路・パッケージ版の販売はお任せを!/株式会社マーベラス

クリエイターの皆さまに、参加パブリッシャーについて知っていただくことで、マッチングの一助となるべく始動したインタビュー企画「パブリッシャー事典」。各パブリッシャーの特色や得意なこと、目指す姿などをお伺いしていきます。

今回は、インディーゲーム開発者向けのインキュベーションプログラムiGiの主催もされている「株式会社マーベラス」の斎藤さんにお話を伺いました!


iGiを主催している「株式会社マーベラス」ってどんな会社?

ーー本日はよろしくお願いします! まずは会社の概要を教えてください。

株式会社マーベラスは、ゲームパブリッシングもやっているのですが、ゲーム業界だけではなく、アニメーションだったりアーケードゲーム、2.5次元の舞台、音楽など、エンターテイメントを幅広く展開しているメーカーです。

あとはiGi (indie Game incubator)」というプログラムも運営しています。
iGiとは、インディーゲーム開発者に向けて、開発面・ビジネス面など様々な専門家によるサポートを提供する、無償のインキュベーションプログラムです。

ーー幅広くやられていますね!
iGiは「ゲームクリエイターズCAMP」のパートナーでもあり、相談会を開催する際などにお世話になっています。

会社として得意なこと、サポートできること

ーー会社として得意なこと、サポートできることを教えてください。

インディーゲームパブリッシャーとしては、社内に開発スタジオを持っているので、開発の支援や別プラットフォームへの移植、ローカライズなどなど、丸っとサポートができます。
マーケティングなどもご要望に合わせてサポート可能です。

また販路拡大のための営業も強いです。
ゲーム好きで熱心なメンバーが揃っており、パッケージ版の販売を目指すデベロッパーさんにもお力添えできるかと思います。

もう1個強みとしては、アメリカとヨーロッパのそれぞれ現地に子会社がありますので、リージョンに合わせたプロモーションやインフルエンサー選定、ストア運営もできます。
ご自身のゲームを日本だけじゃなく世界に向けて売りたい方にはうってつけだと思います。

これまでのパブリッシュタイトルは?

ーーこれまでパブリッシュしたタイトルを教えてください。

パブリッシュタイトルとしては、『天穂のサクナヒメ』『東方シンセカイ』、グループ現地子会社であるMarvelous EuropeとXSEED Gamesから発売している『Cuisineer(キュイジニア)』などがあります。また今年7月には、タイのインディースタジオが手掛けた探索型2D和風アクションで『ボウと月夜の碧い花』を日本アジア地域で発売します。

今後パブリッシュしていきたいタイトルは?

ーー今後どんなタイトルをパブリッシュしていきたいかを教えてください。

先ほどご紹介したように海外子会社もいろいろなゲームを取得してきているんですが、日本のインディーももっと強化していきたいと考えていまして、日本ならではのゲームを発売していきたいと思っています。

「日本ならでは」というのは、日本の開発者が作った、という意味だけではなく、日本が生み出したジャンルや日本の名作に影響を受けたゲームを日本のパブリッシャーが世界に届ける、ということに意味があると思っていて。
日本の人が遊んで楽しいゲームを、世界に向けて出していきたいなと思っています。

ピッチデッキに盛り込んで欲しい情報は?

ーーピッチデッキに盛り込んで欲しい情報があれば教えていただけますでしょうか?

「どのくらいの水準を狙っているのか?」がわかると嬉しいです。
コンソール移植を考えているのか、どのくらいの価格で販売するのかで水準は変わってくると思うので。
その辺がGPBの機能としてサムネイルの時点でわかるとありがたいですね。

ーー今後パブリッシュしたいタイトルとも紐づいていますね。
GPBのアップデートとしても検討してみます!

Game Pitch Base 参加クリエイターに向けて

ーーGame Pitch Base参加クリエイターに向けて一言お願いします

一緒にお仕事できる素晴らしい才能と出会えるのを、とても楽しみにしております! お気軽にお声掛けください!

ーーありがとうございます!!


ゲームに限らず幅広くエンターテイメントを手がける株式会社マーベラス。
海外に向けた販売やパッケージ販売に対する強みを持ち、自社がパブリッシュする意義や基準を明確に持っていた点が印象的でした。

「お気軽にお声掛けください!」とのことでしたので、気になったクリエイターさんはぜひ連絡してみてはいかがでしょうか。

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