余儀なきDIY/2炭箱
地下室や薪置き場にバーベキュー用の木炭が軽く20回分はある。父と母であろう。確かめないで次々と買ってきては溜まっていった。
炭専用の木箱がある。これも父の作品だろう。炭はもともと丈夫な段ボールで売られている。この箱は必要だろうか。
蓋の蝶番が壊れている。箱の大きさや内容物の重量に比していささか心もとない蝶番だ。
しかも蓋が270度開く。つまり蓋と本体の壁が二つ折りになる状態まで回転する。これではたぶん数回で蝶番は壊れただろう。完全に構造的欠陥である。
修正した蝶番を取り付ける前に,玄関の小屋根を修繕したときに買った集成材の端材でストッパーを作った。
パーフェクト♪
新しく購った木ネジに替えて蝶番も取り付け。蓋が90度で止まる仕組みである。
あらら?
蝶番の隙間より板が薄い。失敗した。あっさり270度回ってしまう。まったくこの集成材には苦労させられる。
ボンドを使ってしまったので外すことができない。別の板を切って増しストッパーを製作。
とんとんとんとん!
ぴたり90度でストップ。
増しストッパーもペイントした。数々の問題を乗り越えてついに完成!!
…だが「この箱,ホントに要る?」という抜本的な問題は残されたままである。