雑談『エンタメには賞味期限がある』
2022年11月4日
別の記事を書こうとしたら、ジャイアントジャイアンさんが解散を発表した。
ジャイアントジャイアンさんの解散がそこまで衝撃かというとそうでもなかった。
というのはその前に東大卒コンビ【あかもん】さんが解散を発表した理由にジャイジャイさんにも通じる理由が書いてあったからだ。
それは【エンタメには賞味期限がある】という理由だ。
東大卒コンビ【あかもん】さんはW東大というブランドを武器にしてもずっと売れなかった事で解散を考え始めたと解散理由に書いてあった。
まあ、東大卒て別にタレントでも沢山いるから珍しくないちゃないと思うけど
【エンタメには賞味期限がある】というメッセージはものすごく心に響いた。
春風こうたふくた師匠の漫才でも『売れた時はいいけど、下がった時なんて見てられない』というセリフがある。
いちばん分かりやすいのはM-1の結果だと思う。
M-1 準々決勝まで何年も行っていたのにある時を境に勝てなって解散するコンビも珍しくない。
そうなると道は2つ。
芸人を続けるにしろ、裏方にまわるにしろ
M-1にこだわらない生き方に進むか解散して別のコンビでM-1決勝を目指すか。
大きく分かれるとこの2つになるじゃないか。
これは芸人だけでなく何でもそうだが
人はいつしか飽きるように出来ている
例えば、どんなネタでも同じネタでは笑わないし
本人も『あの○○やってください』と営業で求められたら否が応でも全力でやらないといけない。
それを逆手にとってずっとバカ殿を時代に応じてカスタマイズしていく志村けんさんも凄いんだけどね。
話は少し逸れてしまったが
『じゃあ、賞味期限が来たら芸人を辞めなくてはいけないのか?』
という話に関してだが
自分としては必ずしもそうとは思わない。
何故なら賞味期限が切れても『うまい食べ物』がある。
そう、キムチだ。
キムチは賞味期限きれても食べる人がいる。
何故ならうまいからだ。
あの酸味ある味にニーズがあるからだ。
ならば、芸人も同じ話で
要は賞味期限の向こう側にたてば賞味期限なんてクソ喰らえという話なのだ。
だから、今回のジャイアントジャイアン解散で思ったのが
またアマチュアとしてジャイアントジャイアンが復活するんじゃないかなと思った事だ。
もしくはコンビ名を変えて出るかもしれない。
もしくはかーしゃさんが娘とコンビ組んでエントリーするんじゃないかとも思ってる。
とまあ解散しても何時でも再結成の資格はあるんだから
またやりたくなったらやれば良い話である。
だかは『あかもん』さんには申し訳ないが
賞味期限論はうすくら屋に通じない。
私も芸人生活をスタートさせてから
テレビもラジオ出演も経験したし、新聞や雑誌の記事にも載ったし色んな芸能人に会ったと
色々経験させて頂いてはマンネリ化した部分もあるが
結局、活動してる以上やりたい事はおのずと浮かんでくる。
去年は賞レースを作ること、今年は漫才部を作ること
だいぶ前だと本も作ったし、CMも作った。
アップデートする度にやりたい事は出てくるわけで
賞味期限なんて無いなと思いましたし
いつでも賞味期限が来ても良いよと思いますね。
それだけ色々と作ってきたからね。
賞味期限てあるようで実はないものだと思ってます。