眠れない夜に考えること
今月はたくさんのモヤモヤが頭と心にそれぞれ浮いていて、ひとつひとつ消そうとしても雲みたいに指の隙間からすり抜けて残ったままでいる。
彼の過去について、少し前に触れたけど、結局そのことが今でも私と彼自身を苦しめている。
過去は変えられないし、どんなに後悔するような過去があったとしても、それが今の自分を作ってることには変わりない。失敗からしか学べないことは沢山ある。
私は彼を愛しすぎているのだろうかと、もっと控えめの愛し方をすれば楽なのかとも思った。でも、明日死ぬかも分からない今この世の中で、控えめにする必要なんてない。苦しくてもいいじゃないか、いずれ皆死ぬなら恥ぐらい、痛みぐらいあっても大丈夫。
彼は身体も大きくて、男らしすぎるくらい男らしくて熊みたいなそんな人。性格も頼りがいがあるけど、とても優しい人。でも、前回書いたように強い人は弱さを知っている人。弱さを、優しさをもってる人。
彼は滅多に弱さを見せないけれど、今日初めてあの大きい身体がすごく小さく、か弱く見えた。彼の優しさを知ってるから、彼を信じているから、余計にそれが私の心を蝕む。それでも私は見えない愛を信じて、それに従いたいと思う。
目の前にいるのにmiss you.と言ってくる彼の心を思うと苦しい。付き合っているのにI want you.を消えいるような声で言われると切ない。
ただ、唯一救いなのは彼の前では素直な自分でいられる。誰の期待にも応えなくていいと思える。完璧な人を演じなくてもいい。だから素直にこの人を愛したいと思う。
こんな夜中(カナダ時間)のノイローゼな気持ちで書いた文章だから、そっと非公開にしてしまう可能性もあるけれど。今は残しておきたい、そんな気分。