野球経験

小学生から高校生まで野球をやっていました。

ポジションは二遊間以外やりましたが、長い事やったのはファーストとキャッチャーです。

小学生の頃からファースト一筋、中学生の頃にピッチャーの抜擢されましたが、高校1年の秋にはキャッチャーにコンバート。

そこそこ速い球が投げられましたが、絶望的にコントロールが悪かったのです。

あと変化球はカーブのみ。笑

高校1年の時は滑り込みで背番号1をいただきましたが、夏の大会本番ではセンターを守りました。

大差をつけられて負けましたが、

某掲示板には「背番号1なんで投げんの?怪我?」

と書き込まれていました。

すみません。ノーコンだっただけなのです。

秋からはキャッチャーの先輩が引退してキャッチャーをやるようになりました。

キャッチャーが一番楽しかったですね。

突き指、腰痛、身体中の青あざとのお付き合いでしたが、常に思考、行動しているので集中力が身についたような気がします。

高校2年のGWに肩を壊して夏はファーストを守りました。

なかなか夏に背番号2が付けられないキャッチャー生活でした。

キャッチャーってピッチャーに返球するじゃないですか。

という事はピッチャーと同じ数だけ1試合に100球以上ボールを投げているんですね。

きちんと肘を上げて返球していないと痛めちゃうこともあります。

肩を壊した事からイップスになりました。

イップスって経験のない人にはイメージしづらい世界だと思います。

野球に限らず、色々なスポーツにイップスはありますが、

イップスになってからはキャッチボールも満足にできません。

当然、キャッチャーからピッチャーへの返球もまともにできません。

身体が言うことを聞かないというか、動作の直前に強張ってしまうというか、言葉に言い表しづらい不自由さから抜け出せなくなります。

遠投だの、ネットに投げ続けてボールが指にかかる感覚を取り戻したりだの、克服するのに一冬かかりました。

一冬で何とかなっただけ運が良かったかもしれません。

高校3年になってようやく夏の大会で背番号2をもらいました。

引退試合です。

自分はノーヒットでチームはコールド負けしました。

弱小校にいると、1回勝つのが滅茶苦茶難しいんですね・・・

9年間続けてきた野球ですが、あっさり引退して受験勉強に励みました。

夏休みの猛暑で意識が飛びそうな練習、冬の気が遠くなるような体力作りをもうしなくていいんだなあ、というのが一番でした。

大学に入ってから遊びのソフトボールではしゃいでいたらまた肩を壊しました。

それ以来、特に治療もしていないので、ずっとボールを投げると肩は痛いままです。

今は草野球をやっていますが、高校野球経験者が来るぞ!とささやかれて入ったのに、ボールもまともに投げられない若者ですみませんという感じ。

のんびりキャッチャーやファーストをやりながら運動として続けています。

野球はあまりモノにならなかったなぁ・・・

やるより観るほうが好きになりました。

来世があればバレーボールをやってみたいですね。

理由は漫画『ハイキュー!』を読んで泣きまくったからです。

そんな弱小野球部員の短くも為にならない野球人生。



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