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50代からの「やる気スイッチ」! 年齢を考え、「だるいんで…」「面倒いし…」を言わない努力は

年を取るにつれて「だるい」「面倒くさい」という言葉が口癖になってきたことに気づいたのは、55歳を過ぎた頃でした。

会社勤めをしながら副業を始めた時期で、夜遅くまで作業することも多く、翌日には「だるいな…」と感じることが増えていたのです。

しかし、この「だるい」「面倒」という言葉は、実は年齢のせいではなく、自分自身の思考習慣によるものだと気づかされました。

アフィリエイトの副業で最初の報酬が入った時のあの喜びを思い出すと、「だるい」という言葉は単なる言い訳に過ぎないと実感したのです。

「言い訳ゼロ化」で得られる3つの具体的変化

「だるい」「面倒」という言葉を意識的に使わないようにしたところ、たった1ヶ月で驚くべき変化が現れました。

まず、副業の作業効率が約30%(本人主観)向上しました。「面倒だ」と思っていた記事作成も、その言葉を禁止することで取り掛かりのハードルが下がったのです。

次に、家族との会話が増え、妻からも「最近明るくなった」と言われるようになりました。さらに意外だったのは、体調の改善です。

以前は週に3回ほどあった頭痛が、ほとんど感じなくなったのです。

思考転換の具体的手順:7つのステップ


ステップ1:言い訳カウンターの設置(1-7日目)

最初の1週間は、「だるい」「面倒」という言葉を使うたびにノートに正の字で記録します。私の場合、初日は17回も使っていたことに愕然としました。意識するだけでも3日目には9回に減りました。

ステップ2:言い換えフレーズの用意(8-14日目)

「だるい」→「少し休憩してから取り組もう」
「面倒」→「これをやれば次が楽になる」
など、前向きな言い換えフレーズを5つ用意し、冷蔵庫やパソコンに貼り付けました。

ステップ3:小さな成功体験の蓄積(15-21日目)

「面倒」と感じる作業を5分だけ行い、完了した喜びを意識します。私はブログ記事の構成だけ作っておくという「5分ルール」を実践し、結果的に1時間以上集中して作業できるようになりました。

ステップ4:報酬システムの構築(22-30日目)

「だるい」「面倒」を言わずに1週間過ごせたら、小さな褒美を自分に与えます。私の場合は、妻と共に好きな和食のお店に行くことにしました。これが意外なモチベーションになり、30日間で「だるい」という言葉の使用回数が95%も減りました。

年代別の効果的なアプローチ

50代の場合

体力の変化を感じ始める50代は、「だるさ」の原因が身体的な疲労である場合も多いです。

私の経験では、夜10時以降の作業を避け、代わりに朝5時から2時間の作業時間を確保することで、日中の「だるさ」が大幅に減りました。また、午後3時の15分仮眠が驚くほど効果的でした。

60代の場合

60代になると、「何をやっても遅い」という思い込みが「面倒」の背景にあることが多いです。私は60歳を過ぎてから新しくSNS発信を始めましたが、「遅い」という言葉を「じっくり取り組める」に言い換えることで、若い世代にはない深い考察ができるようになりました。

結果として、フォロワーからも「経験に基づいた視点が参考になる」という評価をいただけるようになったのです。

30日間の具体的実践プログラム

1-5日目:「だるい」「面倒」の使用回数カウント
6-10日目:言い換えフレーズの作成と実践
11-15日目:5分ルールの実践(5分だけやってみる)
16-20日目:達成感を味わう仕組み作り(終了時の儀式)
21-25日目:行動優先思考の訓練(考える前に体を動かす)
26-30日目:総仕上げと習慣の定着確認

このプログラムを実践した知人(58歳)は、「最初は半信半疑だったが、20日目あたりから自然と前向きな言葉が出るようになった」と驚いていました。

習慣化後の意外な効果

「言い訳ゼロ化」習慣は、単に言葉遣いを変えるだけでなく、思考パターン自体を変えていきます。

私の場合、副業の収入が一時期下がった時も、「面倒だから」と諦めるのではなく、「今なら集中して改善できる」と捉え直すことができました。結果として、新しい商品ジャンルに挑戦し、月収が前月比30%アップしたのです。

また、家族関係にも大きな変化がありました。妻との旅行も以前は「計画を立てるのが面倒」と思っていましたが、今では積極的に計画を立てるようになり、平日の小旅行も楽しむようになりました。

まとめ:「言い訳ゼロ化」を始める最初の一歩

「だるい」「面倒」という言葉を減らす努力は、思っている以上に大きな変化をもたらします。年齢を重ねるほど、この習慣の価値は高まります。

明日からでも、まずは「だるい」「面倒」という言葉を使ったら記録するところから始めてみてください。

最初の一歩として、今日一日だけでも「だるい」「面倒」を言わない実験をしてみませんか?きっと、日常の中に小さな変化が生まれるはずです。

その小さな成功体験こそが、次への大きな一歩となります。

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