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eSenderを使って中国サービスのSMS認証を突破する方法(ofoを使ってみる)

中国ではシェアサイクルが異常に流行っている

7/8~9と弾丸で中国の深センに行ってきたが、いたるところに自転車が置いてあった。6月頭に行った時は黄色のofoオレンジのmobikeがメインだったが、今回は青色のbluegogoなど他の会社の自転車が半分くらい占めていて街の変化の速さを痛感した。

道路の脇に並んでいたり 歩道橋のそばに整列していたり

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道の脇に捨てられていたり 中心地ではたくさん並んでいた

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利用できると、まるでポケモンでじてんしゃを利用する時のように好きなところで取り出して、好きなところでしまう、みたいなことが体験できる。その簡単な利用方法を紹介する。

ofoを使ってみよう

前提:WeChat Payをアクティベートしており、そこに100元ほどたまっていること 以下のサイトが非常に参考になる。

shao.hateblo.jp

以下の手順は現地についてからで良い。

eSenderを使って、SMS用の電話番号を取得

シェアサイクルにはofoやmobike、bluegogoなどいくつかあるが、僕はofoとmobikeを登録して使えるようにした(6月頭に行った時はこれらがメインだったため)。両方とも、SMS認証が必要で、中国大陸の電話番号を求められた。SMS認証の後に、本人確認でIDの提出も求められる。これはパスポートがあれば問題ない。ofoはパスポートの写真をアップロードするとすぐに利用可能になるが、mobikeはパスポートアップしてから認証が成功するまで利用ができない。したがって普段中国にいない人がシェアサイクルを体験するにはofoを利用するのが現実的だと思われる。

中国大陸における電話番号を取得するには現地でSIMを購入する必要があるが、英語がなかなか通じなかったりするため、中国に精通していないとSIMの入手は易しくない、と思う。そこでeSenderというSMS代行をしてくれる香港のサービスを利用する。 WeChatを開いて、 Multibyte_eSender を検索してeSenderをフォローする。

こんなアイコンのオフィシャルアカウント

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以下の手順で登録できる。2017年7月現在では1ヶ月無料の様子。課金しなければ勝手に解約して終わりだと思われる。登録する時に自分の電話番号を入力するが、08012345678なら+818012345678になる(先頭の0が消えて代わりに+81をつける)。

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eSenderを開き易博通を選択
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登記開通服務を選択
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登録する


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規約をチェック
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こんな感じで+86から始まる中国大陸でSMSが飛んでくる電話番号を発行してもらえる。実際にSMS認証時にこの電話番号を利用する時は、この番号をSMS認証したいアプリ(ここではofo)に入力して、WeChatのeSenderアカウントからSMS認証コード(4桁なり6桁なりの数字)が送られてくるため、それをアプリ(ofo)側に入力する。

ofoをインストールする

ofoをiPhoneの場合はAppStoreでダウンロードする。Androidの場合は、Playストアでダウンロードすると、中国版ではないofoをインストールすることになって、SMS認証時に大陸の電話番号を選択できなかった。したがって、http://www.wandoujia.com/apps/so.ofo.labofo でapkをダウンロードするとうまく中国版がインストールできる。

インストールしたofoを起動して登録していく。非常にわかりやすいUIUXのため中国語が読めなくてもなんとなく進められると思う。ここで先ほどゲットした+86から始まる電話番号を利用する。WeChat経由でSMS認証コードが届くのでそれを入力する。

会員登録が済んだら、100元のデポジット(押金)をする必要がある。これはWeChatからできる(あらかじめWeChat Payをアクティベートして100元は入れておかないといけないことに注意)。

実際に利用してみる

使い方は非常に簡単で、スマホでアプリを起動してQRリーダーを開き、それで黄色い自転車についているQRを読み取って、スマホに表示される4桁の暗証番号を使うだけ。

日本で起動しているので全然出てこないが中国だとたくさん自転車が出てくる。

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鍵のそばにQRコードがついている。

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読み取ると暗証番号が返ってくる。

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30分利用しても1元(16~7円ほど)だったと思う。(安すぎて記憶が定かではない…. mobikeだとQRを読み取ると鍵が自動で開くというハイテクぶり。一方で、ofoは一台あたり60USDほどの安価で大量生産して一気に広まったという。


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