数秘術には色々あるが。
実は数秘術には色々なタイプがある。有名なところではカバラ数秘。その他にはメソポタミア数秘や現代数秘などがあり、それぞれに背景があり算出方法にも違いがある。そして算出した数の呼び名や種類もバラバラで、ライフサイクルの表記もまちまち。矛盾点をそのまま表記していると思うような書籍もある。数の扱いも「13」や「33」を採用するものもある。知らない人は混乱すると思うし、分かりにくいと思う。他の占いより歴史があり統計学的な側面を持つものであっても、そんなに流行っていないのはこれが理由なんだと思う。
しかしその人の持って生まれた性質や使命を表す数の意味と算出方法は、西暦の生年月日から求めるもので、呼び方に違いはあっても基本的かつ重要な数であることに変わりはない。その数をカバラ数秘では「誕生数」、人によっては「運命数」と呼んだりしている。現代数秘では「ライフパスナンバー」と呼んでいる。ここではライフパスナンバーという名称で扱っているが、直訳すれば「人生の道の数」。もって生まれた人生の「道」に沿って生きることは、無駄がなく実りの多い人生になるという解釈を私は持つため採用している。しかし、その他の「数」の算出と意味付け全てに矛盾がなく、完全に系統立った数秘タイプは今のところないと思っている。そして古代から言語に違いや変遷があっても「数」はあまり変わらないことから普遍性や法則性を引き出すことができるところが面白い。
数秘術からのメッセージを受け取り、自分との対話で豊かな人生を送れますように。