ヨガでは隣の人や先生と同じポーズでなくてもいいのはなぜか?
SHRI YOGA SCHOOL(シュリー・ヨガスクール)は全米ヨガアライアンスRYT200認定校です。
こんにちは^^
ヨガ講師養成講座スクールSHRIYOGASCHOOL(シュリー・ヨガスクール)スタッフの植田マミです。
今日はヨガクラスでよく聞く「ポーズを隣の人と比べない」のはなぜなのか?についてお話ししたいと思います。
◎ヨガは身体と心を繋ぐツール、人それぞれの心だから身体の使い方も人それぞれ
ヨガは自分と繋がるツールだからです。
ヨガの語源はサンスクリット語で「ユジュ」=「繋ぐ」と言う意味です。
※Yuj(ユジュ)は、牛や馬などを車に繋ぐ軛(くびき)のこと。
これは
身体と心を繋ぐ
息と身体を繋ぐ
頭と心を繋ぐ
人を繋ぐ
さまざまな捉え方をすることができます。
ここでは「身体と心を繋ぐ」と言う認識でお話を進めていきます。
人の心って千差万別。自分だけでみても、昨日の心と今日の心は違いますよね。
だからこそそれに合わせて身体の使い方、今日のヨガポーズを練習するのです。
◎隣の人と同じポーズを目指したらどうなるか?
例えば、分かりやすく開脚のポジションをイメージしてください。
隣の生徒さんは「ぱかーーーーん!」と言う音が聞こえるくらいの開脚をしています。
あなたが真似をしてみたところ顔がぎゅっとこわばりました。
そんな時の心は??
「痛い」「苦しい」「しんどい」
あれ?ヨガのクラスに来て苦痛を味わいに来たんでしたっけ?
心の快適さを求めてヨガクラスに足を運んだのではなかったでしたっけ?
◎ポーズを比べないという選択肢があなたにもたらすもの
そんなときに頭にリマインドするのは「ポーズを隣の人と比べない」ことです。
ヨガの練習をしていて大事なことはポーズ中に快適に息が通ること、そしてその快適さを心で味わいに行くのです。
身体と心が繋がることがヨガ。だからこそ心が求めているものを身体に与えることがとっても大事です。
その練習を繰り返すことで自分自身を知り、自分の心や身体の手綱を握ることができるんですね。
◎指導者が与えるべき選択肢
「ポーズを隣の人と比べない」という言葉を与えるのもよし、
「自分に非暴力でいること」
「自分に嘘をつかないこと」
とヨガ哲学の気を付けるべきことと紐づけてお伝えするのもGOODですね^^
何より大切なのは先生が先生でいること。
練習した成果を見せる場所ではないので、ビギナーの方が多い場で身体の柔軟性の見せ方をコントロールする必要がありますよね。
どうしても模倣をしたくなってしまう心があるので、デモンストレーションや指導の言葉の選択肢をできるだけ多く持っておいた方がヨガのクラスが優しさに満ちた時間に繋がると思います♩
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