心からの花束を送る
明日、大切な友人がここを発つ。
そしてわたしは今、このnoteを泣きながら書いている。
明るくまたね、を伝えたので、この場でくらいはせめても、全力で泣かせてほしい。
1年前、出会ったばかりなのだけど、多くの時間を過ごしてきた。頼もしい仕事仲間であって、何よりも、わたしにとって大切な友人だ。
もちろん一生会えなくなるわけではない。最後にもう一度会いたかったのに、会えなかったのは向けられたやさしさだ。
わたしの誕生日にくれたメッセージがずっと心に残っている。
わたしは本当に難しい。身体の表面と奥底が全く一致していない、けれども1本の太い根が棲みついてしまっているような、矛盾した人間だ。そんなわたしの複雑さをそのままの大きさや濃度で理解してくれる友人の1人だった。
「わからなくてもいいや、わたしが例えどんな人間でも目の前にいるわたしが全てだから。それでも一緒にいるから。」と言ってくれる友人ではなく、わたしという複雑な存在をそのままの解像度で捉えてくれる友人の1人だった。
もちろんどちらも大切で、何が1番というわけでは決してないのだけど、
すごくうれしかった。心強かった。ほんとうに本当に。嘘じゃなく。
こんなご時世じゃなかったらよかったのに。くやしい。もっといろいろなものを一緒に見たかったし、君の見えるフィルターを通して教えて欲しかったし、連れていきたい場所もたくさんあった。
叶わなかった約束の1つ1つがかなしくて、いつか、が遠いところへ行ってしまった。
それでも、もう2度と果たせないわけではないのだし、また世界が落ち着いた頃にあえたらいいな、必ず、きっと、いつか、ぜったい。
わたしは君のしなやかさも、やさしさも、感性も、とってもすきでした。
それまでの間、いや、これからもずっと、君のこれからの人生が、美しく、素晴らしく、柔らかくて、健やかなものでありつづけますように。
わたしは、心から、心の底から、そう願っています。
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