いそべ
日々のことや、暮らしを通して感じたことを綴っています。
わたしの記憶に残る大切な人たちについて綴っています。
仕事に関連する事柄や人間心理などについて思うことを語っています。
夜風にほんの少し、肌寒さを感じてきたこの頃。 昨夜飲んだお酒がまだ、身体に残っている。 陽が少し傾いた頃にむくり、と起きて夜ご飯の支度を始める。 そんな贅沢な「1日の無駄遣い」がなんとなく好きだ。 そもそも、特別な日はムニエルを、と決めている。 できるのであれば、魚屋さんへ行って、並べられた魚たちの中から季節のものを選んでみる。 1人分だけ購入して、ついでに八百屋へ寄って帰るのだ。 夕方頃からキッチンに立つと、幼き日に見た「おかあさん」に思いを馳せてしまう。 最近は仕事が
大きなパフェに憧れている。椅子に座って、少し背筋を伸ばさないとてっぺんが見えないくらいの大きなパフェ。 生クリームがどでーん、と乗っていて、チョコレートがたっぷりとかけられた、まるで夢の国のような、非日常を感じるような食べもの。 それが『パフェ』である。 私は慌ただしい日々が続くと、「甘いものをたらふく食べたい!!!!!もう限界だー!!」と身体の内側が私の脳内に向けて叫ぶようになり、ふつふつとパフェへの憧れが湧いてくるのだ。 ということで、数日前からどうしてもパフェが食べ
中途半端なピンク 私を置いてけぼりにしないで、春。
傷ついたアボカドの種のような証。 この街の不自由さも、不便さも、いつか愛せたら良いのだけど。
2024年、始まってしまった。 まだ2日しか経っていないというのに、目を背けたくなるニュースばかり飛び込んでくる。 時代は相変わらず混沌としている。 個人的には2023年がまだまだ納まっていないのだけども、昨年度の振り返りを行う上で、幾つか戒めやお守りにしたいことがあったから、つらつらと書き留めてみることにした。 2024年初めのnoteがこれで良いのかわからないのだけど、あまり長々と書く気もない。 単純に2023年を振り返って、人間について考えたことをまとめていく。
連なった山が遠くに続いている あの窓から見える風景を思い出す。 秋の訪れはいつも、 つん、と澄んだ空気を纏っている。 囲まれた山々から木々や土の匂いが運ばれてきて、緑が染み付いた新鮮な匂い。 8月よりも薄くて淡い水色をした空は、どこか高く見える気がして。 1.2.3と数えて空気を目いっぱいに吸い込む。 肺に柔らかく広がる、ほんの少しの冷気を含んだ空気。 わたしの秋の記憶、育った街。
夏が過ぎた。 季節の真ん中で結末のないいやな夢をみて、ナイーヴに目覚めた朝。 日光を存分に浴び切った後の37°の生ぬるいプールのような。 水に浸かり切ったふやけた指も、手のひらも、肌にまとわりつくカルキの匂いも。 想像の範囲を行ったり来たりする。 結末がない物語を無理やり閉じ込めて寝起きの目を擦っても。 隣にいる人がわたしを連れ戻してくれる、ここは天国。
今、夜は1:09。 ちょっとだけお腹がすいた。 今日はラオス行の飛行機を逃してしまった。 空港を間違える、というなんとも旅らしい過ち。 すでにラオスの宿を取っているし、翌朝からのツアーも予約している。 どうにか当日中にラオスへ行けないかな、と思いありとあらゆる手段をインターネット中を巡って、探して、空港中で尋ね回って。 結局どうにもならなかった。 海外旅行に明るい友人のことが頭に浮かび、連絡をしたらすぐにつながった。 色々と教えてくれて、とりあえず陸路で国境を横断できるか
東京に戻っている。 ぱんぱんになった荷物を抱え、京成線になんとか乗り込む。 端の席が取れたので、身体を預けながら外の景色を眺める。 いいな、早く引っ越したい。 家を見ることが好きなので、窓に移ろう景色を眺めながらそこでの暮らしに思いを馳せる。 いいな、庭付きのおうち。 屋上もたのしそう。 自然に囲まれた暮らしも案外ありかも。 3月。もうすぐ26歳がやってくる。
世界で自分だけが味方だった瞬間を持つ者同士はいつか交わるよ
全てのものに永遠求めたくなるし、名前をつけたくなる。わたしの悪い癖。
唇の形が 君の名前と、 愛してる、 を縁取る瞬間に ほんの少しのくすぐったさを覚える このまま2人で夜を泳いで 何処か遠くへ行って仕舞いたい
手からぽろぽろと溢れそうなくらいに落ち込んだことがあった。 「OK。仕事終わったらかけるね」 電話越しに聞こえる懐かしい声に安心する金曜の夜。 「まあ、あんたは面倒くさい人間だけど、」その言葉の後に続く、柔らかな関係性。 ほんの一瞬、一生のうちに混じり合った点、大切な友人。
きみの微かな香りを詰め込んで 服を脱ぐと溢れ出す、宝箱のごとく
終電待つ2人。 感情の行き場も着地点も、 愛も恋すらも、わからずに
「もし明日が 地球の最後の 日だとして たった今 共に居れたら それでいい。 明日を忘れて、 共に眠ろう」 いつか愛について問われたら、こんなふうに答えたい