17年待ったら続編が出て完結した新本格魔法少女の物語。
私はヲタクなんですが
17年前、高校生、講談社ノベルス新興系のガチめのヲタクだったとき、つまり残念な女子高生だったときにハマっていた作家がいました。
西尾維新です。
にしおいしんて、
ローマ字回文なんですよ。(ドヤ)
中学生でファウストを買って、初めて読んだ衝撃。
りすかから、零崎、戯言シリーズ、刀語、物語シリーズと、
受験やテスト、部活の一山超えたご褒美として、
新刊を読みふけっていました。
言葉遊びとキャラ造形の厨二感、展開の爽快感、
そしてそこはかとない変態性が、最高に私の心を掴んだのよね。
大学生になって、私の興味が他へ移って、
その頃から化物語シリーズがアニメ化、
ブレイクし出した時には、もう全く読まなくなっていました。
そんな中で、こないだ本屋さんぶらぶらしてたらですね。
ん?
りすか?
メフィストで読んでいて、西尾維新にはまったきっかけである
『新本格魔法少女りすか』の 文庫が平積みに。
へえー他シリーズが人気だとこんな時間経って文庫化するのね、
でも確かこれ、続きっぱなしで終わってないままだったわよねー
久々読みたいわ、と手に取ったら
【完結編が出る】って。
帯に書いてあって。
へ!?
いつぶり!?
17ねn、
17年…!?
て。
2003年で3巻で止まっていたのが、
17年の時を経て、2020年に新刊が出て完結したって、
知ったんです。
で、速攻職場の図書室に入れてもらえるようお願いして
(買わんのかい)
もともと図書館にあった1巻から借りて、
寝る間も惜しんで読み返したわ。
ストーリーはこちら 講談社文庫。
https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000333556
今コミカライズされてるんですね。マガポケで試し読み出来ます。
私が最初に読んだのは、繋場いたちことツナギさまと、
キズタカが人飼無縁と闘う回なんですが
やっぱ再読してもぶっ飛んでるわ。
面白い。
ラノベや維新を読むことを、
恥ずかしいと思っていた年代をもう通り越したから
ふつーに面白い。って言いますわ。
そして金曜、
「りすか入りましたよ!」って司書さんに言われて
っヒャッホーウと小躍りして
読んだわけです。
最終巻。
ちょっと休憩。
激エモだったんですけど、力尽きた。
次に続きます。