人生での5つの大きな転換期〜56歳から63歳
知的であり前向きで、意識的に上昇しようと生きている人の人生では、5つの大きな変換期、成長の機会があると秘教心理学では言われ、「5つの危機点」と表現されています。
今、探求しているのは、秘教心理学第2巻(上)です
これまで、1つのステージごとに人生での大きな転換期を辿ってみてきました。
今回は、56歳から63歳のフェーズです。
まとめますと
「56〜63歳の間に、同じ肉体を使い続けるかどうかが決定される」
これを読んで、胸を撫で下ろす方、焦る方、傍観する方、そうなんだーと思う方、色々いらっしゃるとは思いますが、どんな反応でも大丈夫です。
なぜなら、秘教の教えはそれを信じるように強制されるものではないし、私もそう思っているからです。
自分の感覚を尊重します。
私がこの言葉に出会ったのは3年位前ほど。
私にとっては、結構な衝撃でした。
えええっ、こんな風にはっきりと、明確に、年の数まで出しちゃっていいの?と思いました。
この辺り、はっきりとタイムリミットまで出している教えは、私が知る限りありません。
私は、ずっと自分の本質や魂を探し求め、早く解りたいと旅を急いていたようなものでしたから、いつも「早く、早く」と思ってきたわけです。
「56から63歳までに解ればいいんだ・・・」と、
ちょっと肩透かしを食らったような感じがしました。
その頃は、社会的に言っても定年に入る頃で、一般に子育てや仕事も一段落する年代です。
大体、その頃までには自分という存在が見えてくることでしょう。
家庭や仕事を犠牲にしてまで、早く気づきなさい、という強制はないんだな・・・
真実というのは、自然な人の生き方に無理強いすることはないのだなという気づきがありました。
63歳までに魂の目的を見つければ、それ以降は、そのままの肉体を使って有益に生きることができる。
その頃までに魂の目的を見つけられなかった、もしくは、そんな目的があること自体、まるで気がつかない場合もあると思います。
そのような場合は、ゆっくりと今の肉体から魂は撤退します。
63歳以降に魂の目的を見出したとしても、老化により、うまく肉体を使うことができないから、次に(来世に)行った方がいいということなのでしょう。
この辺り、とても合理的です。
真実は、肉体や物質への愛着や執着を超えたところにあるということが、ここからも解ります。
ここで感じた疑問がありました。
この文章は約100年前に書かれています。
現代は、人間の寿命や体のコンディション自体が良くなっているので、この63歳というタイムリミットも少しは延びている可能性があるのではないでしょうか。
十分にあり得ると私は考えます。
ただ、そうだと言って、「気づき」をずっと延期してもいいというわけではありません。
早く気づけば気づくほど、この世に生まれた目的に適った活動をしていけることは、間違いありませんから・・・
自分自身に当てはめて考えてみると、皆さんはどうでしょうか。
ここから先は
¥ 100
サポート、ありがとうございます。