過ぎてから気づくより ~ 大切なことを大切にする一年に
今年は寒波の影響か、年初から寒い日が続きますね。
寒い時には、温かいものを。
大晦日に食べようと買っておいた“赤いきつね”。うっかり食べ損なったので、年が明けてからいただきました。個人的には武田鉄矢のCMが懐かしいマルちゃん、ホッと温まる食文化に感謝です。
さて、この3連休、松本地方では各地の神社仏閣で厄除け祈願が行われています(あいにく当山では行っておりません)が、みなさんは参拝に行きましたか?
毎年この時期には地元紙に神社仏閣の記事や案内がたくさん掲載されますが、同業でもこういうのを見ると、今年も1年が始まったなぁ~と感じます。
そこでわたしも今年はどんな年にしようかと思い巡らしてみたのですが…ふと、以前どこかで読んだ、大小さまざまな石や砂利などをバケツに入れるお話を思い出しました。
…
バケツに大きい石や小さい石、砂利や砂などを入れていきます。
先に小石や砂利をたくさん入れてしまうと、後から大きな石を入れることが出来ません。
では、どうしたらいいかというと、先に大きな石から順にバケツに入れて、小石や砂利は後から大きな石の隙間に入れればいいのです。
入れる順番を間違えると、入るものも入らなくなってしまうというお話です。
さて、ここでバケツは人生という“時間”を、大小の石や砂利は“予定”や“要件”などを表していて、その大きさがことの重要さを表しているとすると…
それほど重要でもない要件を先に予定に入れ、そのようなことに時間をとられていると、本当に重要なことをする時間がなくなってしまいます。
そこで、重要なこと・大切なことから優先して予定し行うようにするれば、後になって後悔することが少ない人生を送ることが出来そうです。
みなさんにとって“大きな石”は何ですか?
健康ですか、心の豊かさや平安ですか、それとも家族や友人と過ごすこと…
善いことをして、悪いことをしない、こころ穏やかに過ごせればそれがなにより…
人生という時間は…幸か不幸か限りあるもの。
しかも年々時間のたつのが速く感じられ…
それゆえに今年は、本当に大切なことを大切にして過ごす1年にしたいものですね。
追伸:今回ご紹介したお話には、大学教授が出てくる「この壺は満杯か?」というバージョンがあることを、ネットで知りました(こちらの方が有名なのかもしれません)。
バケツの話と要点は同じですが、脚色が異なるので興味のある方はどうぞ。
https://newrecordline.com/%E6%82%A9%E3%81%BF%E3%81%AE%E3%83%92%E3%83%B3%E3%83%88/785