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時間給と成果給は何が違うのか 〜副業をしよう〜【63記事目】
こんにちはしょーびです🐼
今日は、時間給と成果給は何が違うのかについて話していこうと思います。
近年、自分で稼ぐ力を養うとか、会社に縛られない生き方とかと銘打って、フリーランスなどの働き方が注目を集めていますが、フリーランスは社員と違い成果給です。
成果給にはどんなメリットがあり、デメリットがあるのでしょうか。
また、時間給のデメリットはメリットを打ち消してしまうものなのでしょうか。
その辺りを解説していきたいと思います。
なお、ここでの時間給とは、X円/1hの時給という意味も含まれますが、月給や年収制も含む、時間に対して給料が払われる給与体系全般のことを指します。
それに対し成果給とは、成果に対し報酬が発生する仕組みのことを指します。
時間給のメリット
何かと不満を抱かれがちな時間給ですが、メリットも大きいです。
ある程度決まった金額をもらえる
時間給の一番のメリットはある程度決まった金額をもらえるということです。
おそらく、これは正社員が安定していると言われる所以でもあるかと思います。
ある程度決まった金額がもらえると将来設計もしやすくなります。
単純に月給を12で掛けたら年収になりますし、年収を10で掛けたら十年間の収入になります。
そうすれば、貯金はいくらして、いつ家を建てて、子どもの教育をどうして……など、将来設計もある程度しやすいです。
ある程度決まった金額をもらえるのは大きなメリットと言えます。
仕事の多少に左右されない
時間給は仕事の多少に左右されづらいです。
例えば、会社の仕事が去年の半分になってしまったとしても、給料が半分になることはまずありません。
もっと細かくいえば、先月より売上が2割下がったところで、給料が40万から32万になることはないでしょう。
病気で休んで個人の仕事が0になったとしても、給料の6割〜7割はもらえます。
仕事が少なくとも給料に反映されづらいのが時間給です。
時間給のデメリット
時間給で不満を持たれるのがこの部分です。
おそらく、働いている方・働いたことのある方なら実感されていると思いますが、解説していきたいと思います。
成果が反映されづらい
最大のデメリットは成果が反映されづらいことではないかと思います。
例えば、営業や商品開発など、ものすごく頑張って会社の売上を10倍にしたとしても、給料は2倍にもならないでしょう。
ある意味、成果がなくとも一定の給料がもらえるからこそとも言えるのですが、成果が反映されづらいのは時間給によくあることです。
時間で拘束される
時間給は時間で拘束されます。
自分に分担されている仕事が終わっているからといって、帰ることはまずできません。
新たに仕事を探し、それに取り組まないと給料泥棒扱いされてしまいます。
それは、労働者は時間を売っているからです。
時間を売っているからこそ、1時間や1ヶ月といった時間に対して給料が発生するのです。
成果給のメリット
次は成果給について見ていきます。
成果給は労働者が会社からもらう給料だけではなく、フリーランスや経営者の報酬も指します。
今から話すのは、成果給のメリットについてです。
働いたら働いた分だけ上がる
成果給では、働いたら働いた分だけ給料が上がります。
時間給とは違い、長い時間働いたという意味ではなく、より高い価値を生み出したら、それが給料に反映されるのです。
売上が100万から1,000万になれば、ほぼ正比例して給料は10倍前後になるでしょう。
成果給では成果を上げれば上げるだけ給料に反映されます。
自由に働ける
成果給では、比較的自由に働けます。
例えば、フリーのプログラマーならコードを書ける環境さえあれば家だろうとカフェだろうとホテルだろうとリゾート地だろうと好きなところで仕事ができます。
さらに、月~金 9:00~18:00のように決まった労働時間はありません。
好きなときに仕事を始め、好きなときに休めます。
成果さえ上げればいいのだから、どこで働こうと、どのくらい働こうと自由なのです。
成果給のデメリット
魅力的に見える成果給ですが、デメリットも存在します。
安定しない
正社員に比べ、圧倒的に不安定です。
フリーランスは働き続けなければ給料はもらえません。
会社組織の経営者でさえ働かなければ会社は潰れてしまいます。
今年の給料が来年の給料と同じである保証もありません。なんなら、今月の給料が来月も取れるかわかりません。
そうなると、将来設計も時間給労働に比べ難しいでしょう。
自由の代償がその不安定さです。
仕事をしないと給料が減る
成果給は成果と給料がほぼ正比例します。
故に、成果0だったら給料も0です。
時間給だったら仮に成果は0だったとしても、時間さえ拘束されていれば決まった給料がもらえます。
成果0で給料をもらっているケースだったら、僕も新入社員の頃は成果なんかほぼ全く0でしたが、毎月決まった額の給料をもらえてました。
これが成果給だったら僕の給料は0です。
仕事を取れるまでは給料はなかったでしょう。
さらに、仕事をしたらしただけ給料が増えるのが成果給ですが、休んだら休んだ分だけ給料が減るのも成果給です。
成果給もいいことばかりではありません。
時間給(正社員)と成果給(フリーライター)を経験した僕の感想
両方経験した僕の感想は、「両方いいところはあるし両方同じくらい大変」です。
正社員として働いていたところはフリーランスの自由な働き方に憧れながら日々残業をこなしていました。
今の僕はフリーライターですが、毎月決まった金額をもらえるのが羨ましくなることが毎日のようにあります。
まとめ 正社員×副業は強い
時間給のメリットは
ある程度決まった金額をもらえる
仕事の多少に左右されない
時間給のデメリットは
成果が反映されづらい
時間で拘束される
成果給のメリットは
働いたら働いた分だけ上がる
自由に働ける
成果給のデメリットは
安定しない
仕事をしないと給料が減る
こうして比べると時間給と成果給のメリットとデメリットはそれぞれ背中合わせにの関係にあります。
だからこそ、成果給の安定性と、成果給の成長性のいいとこ取りをできる正社員×副業は最強なのです。
今からフリーランスを目指す人はまず副業から始めて、事業が軌道に乗ったら初めて退職を考えましょう。
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