報酬が下がった(元)アフィリエイターがとりあえず食っていけるようになるための方法を真面目に現実的に考えてみた。

こんにちは、SHΦWTA(@showta_jp)です。

やることが多すぎると何から手を付けていいかわからなくて結局全部やりたくなくなる現象、あるあるですよね(この現象に名前ないんでしょうか)。
僕もまさしく今そんな感じで、年度末につきやらなきゃいけないこともたくさん溜まっているんですけど、何もやりたくなくて現実逃避になぜかnote書き始めてしまいました。

お題はタイトルの通り「(元)アフィリエイターがとりあえず食っていけるようになるための方法」ってことで、もうずっと昔から擦られ続けているネタではあると思うんですけど、実際に僕が専業アフィリエイター(現在は開店休業状態)だったところからここ数年事業の軸をシフトして今なんとか生きている状態なので、その振り返りも兼ねてまとめてみようかと思います。年度末だしね。

ただツイッターで今でもキラキラ活躍している元・現同業者の皆さんみたいに別に無茶苦茶儲けているとかでもなく、これで会社成長させてバリバリやってるぜー!!ってわけでもなく、あくまでタイトル通り「とりあえず食っていける」っていうのが前提です。でもだからこそ身近に、現実的に考えやすくて、もしかしたら参考になる人もいるかもしれないということで書いてみます。


前提:「(元)アフィリエイター」が「とりあえず」「食っていける」状態とは?


で、この話題を扱うにあたってまずは定義を明確にしなければなりません。

単に「アフィリエイト報酬が下がって食っていけなくなった人が、とりあえず生きていくだけのお金を稼ぎたい」っていうだけなら、記事にまとめるまでもなく答えはすぐ出ますよね。


外に出て働きゃ良いんです。


専業でやっていたなら会社員に戻るなり、再就職が難しくても職種選ばなければアルバイトくらいならいくらでもありますし、そもそも専業じゃなくて別に本業があるなら仮にアフィリエイト報酬がゼロになっても生活を脅かされるまではいかないケースも多いでしょう。プラス分が無くなるだけでマイナスになっているわけではないので。
まあ専業・兼業問わず事業拡大して毎月のコストがめちゃくちゃデカいとか、事業のためや個人的な事情で借金してるとか、アフィリエイト報酬が入ることを前提に日々の収支を組み立ててるときつい面もあると思うんですけど、とはいえとりあえず安定して入ってくる収入源があれば最低限生きていくことはできますよね。
それでも難しければ生活保護も受けられますし、借金は自己破産できるし、世間体とか恥を考えなければいくらでも立て直すことは可能です。日本のセーフティネット、優秀。

でもそういうことではなくて。

元々アフィリエイトでバリバリ稼いでいた人が報酬減で苦しんでいるけどこれを何とか打開したい場合って、

(会社勤めとかアルバイトはしたくない、外に出たくないから今あるスキルとか経験を活かして、できれば変わらずネットを使って)とりあえず(生活の質を極端に落とさず、ライフスタイルを極端に変えず)食っていけるようになりたい」

という、括弧書きの部分が言外に含まれていると思うんですよ。
こうして言語化すると甘ちゃんクソ野郎ですね

でも気持ちはよくわかります。というか僕自身がそうですので。

僕の場合はアフィリエイト報酬がアプデで一気にゼロになったとかではなくて、ジリジリ下がっていたけどそれでも有難いことにある程度生きていける状態だったのですが。でも常に漠然とした危機感とか焦りはあって。それと同時に一番大きかったのが“アフィリエイトへの飽き”でした。

一番最初の振り返り兼自己紹介的なnote記事でも書いたのですが、僕は2010年頃にアフィリエイトを知って、ちょっと間が空いて2014年くらいから本格的にアフィリエイトを始めて、そこから数えてもそろそろ10年くらいは経つかという状況でして。
もう何年も前からとっくにアフィリエイトに飽きてきていて、ただそれでも食べていけはするから惰性でやっていたんですが…
2020年の初頭にコロナが流行り始めて社会が一気に激変したタイミングで、色々と個人的な事情も重なって、「いよいよこれは何とかしないとアカン」となって、本格的に別事業にシフトしたんですね。

なのでもしかすると皆さんがイメージする「稼いでたけどアフィで稼げなくなって別事業にシフトした人」とは厳密には若干違うかもしれないのですが、基本的な知識とかスキル、背景といった条件では同じなので。理由は各々・様々あるにせよ、同じような属性の人は多いと思うので参考になる部分もあるかとは思います。


(元)アフィリエイターがすぐにできる別事業


ハイ。そんな感じで前置きがちょっと長くなってしまったのですが、ここから本題です。
元・現問わずアフィリエイト経験者がその知識や経験を生かして(そしてなるべくなら家から出ずネットで完結)今からすぐにできる仕事ってなんでしょうか。


  • WEBサイト制作

  • コンサル(SEOとか広告とか)

  • 運用代行(広告とかSNSとか)

  • WEBライター


すぐ思いつくところではこんな感じですかね。もう少し細かく分けたらWEBディレクターとかも入ってくるんでしょうけど、そうなるとどちらかというと仕事というか各事業の中の役職的な意味合いが強くて会社勤めのパターンが多いですし、コンサルとかライターとかの領域と被るかなと。まあコンサルと運用代行も被るというか同時に受けるケースも少なくないと思うんですけど、一応独立してそれぞれ事業が成り立つということで分けてみました。

で、じゃあ僕(弊社)がやったのって何?というと。

結論から言えばうちも例に漏れず上に書いてあることしかやっていません。
もっというとその中でもWEBサイト制作と(主にSEOメインの)マーケコンサルがほとんどですね。運用代行とWEBライター業務はほぼやっていません(※理由は後述)。

だから、あっと驚くようなアイデアとか効率的に稼ぐ方法とかを期待した人には申し訳ないのですが、そういった都合の良いものはありません。でも少なくとも弊社はこれでやっているし、今のところやっていけています。

それに上に挙げた仕事ってアフィリエイターからの転向先としてすぐ思いつくことではあると思うんですけど、じゃあ実際に行動する人はどれくらいいるか?事業として突き詰めて継続的にやっている人がどれくらいいるか?というと、そんなに多くはないのかなと思うんです。

だって面倒くさいですもん(笑)

いくらアフィリエイターの知識や経験と親和性が高いとはいえ、比較的精神面やその他の負担が少ないとはいえ、大なり小なりクライアントと関わりも生まれますし、アフィリエイトと比べると面倒くさいことも多いですから(今日新規相談来た人がもクセつよで疲弊した)。

究極誰とも会話はおろかメールその他のコミュニケーションもせず、自分一人でパソコンの画面に向かって作業さえしていればなんとかなったアフィリエイトと比べるとはるかに面倒くさいです。だから僕もそうでしたが、アフィリエイトというぬるま湯につかって何とかなってしまっていた時間が長ければ長いほど、「今さら他の仕事とか面倒くさくて考えられん、やってられん」となると思います。

それでも僕自身、重い腰を上げてやるなら、まだしも上に挙げた内容が比較的マシかな、と思ってなんとか右も左もわからないなりに始めて、実際なんとかなって今があります。

なので、今回はアフィリエイト出身の僕が今はWEBサイト制作とマーケティングのコンサルでご飯を食べている現状をシェアできたらなと思います。


なぜWEBサイト制作なのか?


ではアフィリエイトの経験を生かしてできる仕事して、上に挙げたいくつかの選択肢がパッと思い浮かんだんですが。
僕は結果としてWEBサイト制作を事業の土台に選びました。理由は以下の通り。

  1. 需要がある

  2. 自分のスキル内でできる

  3. 単価が高い

  4. +αが見込める

順番に補足します。


需要がある


まず第一の理由がこれ、当たり前ですが需要があるということ。

規模や内容は様々ですが、ホームページを作りたいという需要は常にあります。もうめちゃくちゃあります。
ネットが普及して久しい現代社会で、個人でも企業でも何か活動しようと思ったら「とりあえずホームページを作ろう!」という発想はほとんどの人が辿り着くところです。
もちろん業種によってはインスタとかTwitterのSNSが重要でHPは二の次だとか、あるいはそもそもSNSアカウントしかありませんとかって場合もありまし、最近はChatGPTの爆発的な流行で近い将来検索は死ぬ→HPとか意味なくなる…みたいな言説もありますが。
とはいえそれが本当に起こるのか?起こったとしていつ起こるのか?は今はまだ未知数です。少なくとも今現在、そして向こう数年は、ある程度インターネットを本格的に活用しようと思ったとき、自分(自社)のホームページを持とうという人が多数でしょう(10年後は知らん)。

また純粋な新規制作だけではなくて、すでにホームページを持っているけど古くなったからデザインを新しくしたいとか、機能的に不十分だから作り直したいとかいうリニューアル需要も常にあります。

特にコロナ禍以降、今までネットなんて見向きもしなかった個人の商店とか地方の老舗企業ですら、ネットを使って何かしよう、みたいな空気に変わってきています(それが本当に必要か?マッチするか?は別として)。

なので、僕がなぜWEB制作の事業を始めたのかというと、
「ネットを活用して何かしよう→よしじゃあホームページだ」
という当たり前の発想と需要に乗っかれるからという安直な理由ですが、わかりやすく需要があるところに乗れるのは新しい事業を始めるにあたってリサーチの手間なんかが省けるので悪くないでしょう。


自分のスキル内でできる


次に重要なのが、自分の今持っているスキルを活かせる、できるということでした。
さしあたってなるべく早く安定した事業を作らなければいけない状況において、既存の知識や経験、スキルを活かさない手はありません。というより全く新しいことをいちから学んでいる余裕は時間的にも金銭的にもありません。持っているもので勝負するしかないのです。

となると、他の多くのアフィリエイターの方もそうだと思いますが、「サイトを作る」ということは大なり小なりできる人がほとんどじゃないでしょうか。
特にWordPressを弄れるという人は多いと思いますが、これってけっこう大きな武器で。よほど特殊な機能を実装でもしないかぎり、世の中に存在するWEBサイトをWordPressで作ろうと思ったら、およそできないものってほとんどありません。一般的なコーポレートサイトからサービスサイト、LPも作れますしECサイトも作ろうと思えば作れちゃいます(まあECサイトとかだと必ずしもWPがベストな選択肢とは言えないですが、とりあえず作れることには作れる)。実際、あの大企業のHPもあの有名サービスのHPも、世界中のWEBサイトの3~4割はWPで作られている、なんて話もありましたよね。
なので、WEBサイト制作を事業として行うにあたって、WPを扱えるというのは実はかなりの武器になり得るのです。

もちろん顧客が満足するならWPじゃなくても、WixでもSTUDIOでもペライチでもAmebaブログでもゼロからコード書いても何でも良いと思います。
でもあえてひとつ選ぶなら、ある程度誰でも扱えて、多くの顧客の要望を満たせて、一定程度のクオリティを担保できて、結果的に満足度も上がる選択としてWP以上のものはないかなと思います。
実際こうした理由や事情から、うちも基本的にはWPベースで制作を請け負っています。


※正直たいしたスキルもいらない


WordPressを扱ったことのあるアフィリエイターならそのスキルをWEBサイト制作に活かせる!というのはなんとなく納得できると思いますが、

「そうは言ってもほとんど記事投稿しかしたことないし、デザインもCSSコピペして見出し変更くらいしかしたことない」

みたいな人も多いかと思います。

でもそれでも(現段階では)全然問題ないです。実際に僕もたいしたスキル持ってませんので。

僕は子供の頃からPCが身近にありまして、父が買って来たwindows98のVAIOを使って、小学生の頃からYahoo!ジオシティーズとかCOOL ONLINEとか無料のホームページスペースを借りて、ゲームの攻略サイトとか交流サイトを解説サイトを見ながらHTMLタグ手打ちで作るような筋金入りの陰キャPCで遊ぶのが好きな少年でした。

なのでHTMLとかの基礎の基礎、WEBサイトがこうできている、みたいな仕組みの基本はなんとなくわかるんですが、正直それだけです。
ハマっていたオンラインゲームがサ終する前後でHP更新の熱も失われて、それからアフィリエイトでWEBサイト弄りを再開するまでちゃんと勉強し直したことも無いので、HTMLがXHTMLとかHTML5に変わったこともちゃんと知りませんでしたし、何がどう変わってどう違うのか?とかもいまだによくわかっていません。
なのでいわゆるフロントエンドエンジニア?として、しっかりとした会社で日々学んでいる人と比較したらカスみたいなスキルですし、新卒からでも1年も勤めた人には抜かれているんじゃないかなと思います(新卒1年目のスキルがどれくらいか知らないのですが)。
会社で仕事としてやっていなくても、プログラミングスクールとか独学とかでもある程度熱量持って数年やってる人には勝てないと思います。

そんな僕でもWEBサイト制作できるのはWPのおかげですし、もっというと「ブロックエディタ」の登場がめちゃくちゃ大きかったです。

ブロックエディタ以前のWPでのWEBサイト制作って、それがオリジナルテーマにしろ既存テーマのカスタマイズにしろ、


  • ワイヤーフレームとかデザインカンプ作る(フォトショとかXDとかその他ツール)

  • デザインを元にWPに実装


っていう大まかなステップがあって、それぞれのステップもさらに細分化していくとやることがたくさんあって。いろんなツールを使いこなさなきゃいけなかったり、横断的な知識が必要で、一人で全てを完結させるのはかなりハードルが高かったと思います。だからこそデザイナーとかコーダーとか、それを取りまとめるディレクターっていう専門の職種の人がいるのですが。

だからクラシックエディタ時代だと、WPで記事書けるとか、追加CSSでちょっとデザイン弄れる、くらいのレベルの人だと、自分の運営するサイトならまだしもデザイン・機能の両面でクライアントの要望をある程度満たしたサイト納品まで持っていく、っていうのは困難だったと思います。そもそも記事を書けることとサイトを作れることに連続性が無いので。

それがブロックエディタの登場で状況が一変しました。
ブロックエディタを触ったことがある人ならわかると思うんですが、クラシックエディタとは比較にならないくらい自由度が高いです。
なのに直感的に触れて、コード書かなくてもけっこうなデザインとか機能をいきなり実装できちゃう。おおげさじゃなくクラシックエディタからすると革命レベルだと思います。

登場当初は超不評だったブロックエディタですが、最近はWP自体も進化しているし、ブロックエディタ対応のテーマも充実しているので、WPコアの機能+ブロック対応テーマ&プラグインさえ使いこなせたら一切コード書かなくても、記事を書くということを飛び越えて、それっぽいWEBサイトが作れちゃいます。カンプも作る必要ないというか、ブロックエディタで作った仮サイトがカンプ代わりに使えます。
(このあたり、ブロック対応の神テーマSnow Monkeyの作者である北島さんのブログに詳しく書いてあるので興味がある人は読んでみてください)

とはいえ、もちろん完全にノーコードだと表現や機能の実装には限界があるのでうちはCSSとかけっこう書くしPHPも編集したりしますが、逆に言えばそれだけでそれなりのクオリティのものができちゃうんですよね。
ブロックエディタ+αの知識があれば、デザイナーの役割もコーダーの役割も自分一人でこなせてしまうという。

なので、「スキルがいらない」というとやや語弊がありますし賛否あると思いますが、クラシックエディタ時代と比べるとまずは主にブロックエディタ周りを学習すれば良いので学習コストはかなり低いですし、いままで自分がやってきたメディアのちょっとしたカスタマイズ、WPを弄ってきた経験がそのままサイト制作のかなりの工程に直結するので、

WP使ってメディア運営してたアフィリエイター→WPを使ったWEBサイト制作者

という絵が描きやすくなったのかなと。
それこそ評判の良いSnow MonkeyとかSwellといった汎用テーマをベースに作成することに絞ってやれば、デザインから実装まで全ての工程を一人で完結させることも全然不可能ではない、というか余裕です。
以前からWixとかペライチで一切コード書かないでテンプレ制作する代わりに格安で納品する、みたいなことを主に個人の人が副業でやっていたと思うんですが、それに近い感覚のことをWPでもできるようになった感じ。
ただもちろんWPを使うから自由度とかは桁違いで、大分柔軟にできるのでノーコード・ローコードで手軽に作れるのにWP使えて機能面は充実、みたいな。エレメンター?みたいなものを標準でできるって感じかな?(使ったことないから違うかもしれませんが…)
ひと昔前からすると反則みたいないいとこどりができちゃうんですよね。

それでもうまくいかない場合はできる人に依頼する、つまり外注なりすれば解決です。


単価が高い


あとはこれも重要だと思うんですけど、大前提の「食っていけるように」ってことを考えると、ひとつの仕事(案件)あたりの単価ってある程度ほしいですよね。

仮に諸々計算して月30万円の収入があればやっていける、となったとき、価格設定にもよりますがWEBサイトの制作なら1件受注できれば余裕でクリアできます。90万必要なら3件で達成です。
毎月そんなに受注してたら制作追い付かんわ!って思うかもしれないですけど、あくまで30万は例で1件で50万とか100万とかもやり方次第で全然いけます。それに制作追い付かんほど受注できるなら単価も上げられるし単価が高いってことは外注しても利益出るので外に仕事振って自分は集客とか営業のほうに注力する…みたいなことも可能なので全然なんとかなります。

一方でこれがライターで稼ごうとなると、アフィリエイターの方なら発注側の経験者も多いのでわかると思うんですが、けっこう厳しくないですか?
自分で記事作成のサービスとか作って価格コントロールできるならいけるかもしれないですけど、クラウドソーシングとかで文字単価で請け負おうとするとけっこうな作業量になるかなと。1文字1円でも30万文字なので…3000文字の記事だと100記事納品しなきゃいけません。2円だったら半分の50記事ですが、まだキツい。4円なら25記事ですが、3000文字25記事でもほぼ毎日1記事なのでなかなかの作業量ですね。
4円なら専門性の無い記事だとけっこうな高単価の部類に入ると思うので、そもそも受注できるか怪しいですし…
30万でもこれなので、ライター一本で50万とか100万って相当狭き門でしょう。

ってわけで、僕はまず軸となる事業として、作業量対単価が低くなりがちなライターを主軸にすることは避けました。受ける場合はまずWEBサイト制作があって、SEO対策とかまで請け負うときに一緒に記事代行も受注する、みたいな感じですね。こうなると1案件(受注)あたりの単価も上げやすいです。


+αが見込める


そして最後が「+α」が見込めるということ。

これは今ちょっと記事作成の部分でも書いたんですが。
記事作成単体だと作業量も多いし、単価が良い仕事は競争も激しい。受注できる仕事はどうしても低単価になりがちです。
ただWEBサイト制作を受注した上で、オプションとして提案するのであれば受注もしやすいですし、価格もこちらでコントロールできるので、クラウドソーシングなんかを使うよりも消耗しません。

コンサルも同じで。
WEB施策のコンサル・アドバイスを必要としている人は多いんですけど、形のないものにお金を払うのは抵抗が大きい、という人も少なくないので、依頼する側はより慎重になります。そうなると重要になってくるのが過去の実績なんですが、そもそもアフィリエイトしかやっていないと他社のサイトのコンサルの実績とかってないですよね(僕がそうでした)。
なのでいきなりコンサルだけで受注、っていうことはけっこうハードルが高いのかなと思っていて。

そこをWEBサイト制作をフックにすると、まずわかりやすいWEBサイトという成果物が合って、それをより活用していきましょうという流れができるので、単体よりも圧倒的に提案・ひいては受注もしやすいです。
WEBサイトのほうの実績は「これくらいのものが作れますよ」っていう基準がわかればいいので、過去に他社のHPを制作した実績が無くても、それこそ仮サイトをいくつか立ち上げておけばとりあえずは乗り切れます(いわゆるポートフォリオってやつです)。

人間は心理的に一度財布を開くと次からも同じ対象に対して財布の紐が緩くなるというのもあるので、一度信頼を得ると次の依頼もスムーズにいただけます。まずはWEBサイト制作を受注して、その後にコンサル案件も受注する、みたいな流れですね。

ただまあ、弊社の場合は実際には制作とコンサルの同時受注が圧倒的に多い…というかそれを狙って戦略考えたりポジション取りをしているので当たり前といえば当たり前ですが…
同時に受注すると売り上げも一気に桁が変わってくるのでそこはわりと積極的に取りにいくようにしています。ちょっと今説明しきれないのでまた機会があれば。

なので、まずはWEBサイト制作を基本に、そこから+αとしてコンサルまで入ったり、あるいは記事作成代行まで請け負ったりすると効率よく1受注あたりの単価を上げられるし、いままでの知識や経験をフル活用して利益最大化できるよ、ということです。

もちろんコンサルとか記事作成代行をそれぞれ別の独立したサービスとして作り込んで提供しても良いんですが、コンサルはさっき説明したように単体で受注しようと思ったときにWEBサイト制作よりも若干ハードルが高いですし、そもそもSEOだったりの施策を行うサイトが無いと始まりません。記事代行サービスも同様に記事を入れる大元のサイトが無いと入れようが無いので。

まずは一番間口の広いWEBサイト制作(新規orリニューアル)を基本として、そこからさらに効果を上げるための施策としてコンサルとか記事制作代行を提案するほうが無駄がないのかなと思います。


まとめ


だいぶ長くなっちゃったんですけど、アフィリエイターがこれまでの経験を活かして別の事業でとりあえず食っていけるようになる方法としては、やはりWEBサイト制作(+αでコンサルとか)が一つの答えというか、総合的に鑑みてベターじゃないかなって話でした。

そして、とりあえず食っていける程度の仕事を受注して、実際に納品できるようになるまでのハードルがブロックエディタ時代に入ったことでめちゃくちゃ下がったよということ。他ならぬ僕自身が現在進行形で経験・実感しているので、これを声を大にして言いたかったわけです。
ひと昔前と比べたら環境が圧倒的に整っているので、アフィリエイターならWEB制作事業もすんなり別事業としてスタートさせることができちゃうよ、ってことですね。

なので、元・現アフィリエイターとか、僕と同じような背景・属性の人で今、「アフィリエイトだけじゃやっていけなくなってるけど何していいかわからん、どうしよう…」って人はとりあえず勢いでエイヤッ!っとWEB制作事業始めてみると良いかもしれません。
現実逃避&気分転換にダラダラ書き連ねましたが、ほんの少しでも、誰かの何かの役に立つと嬉しいです。


P.S.

本当はデザインだとかコーディングだとかの技術的な部分の「できるのかな?」ってことよりも気にすることが他にあって(後々揉めないように契約面気をつけることとか、セキュリティ周りのリスク管理とか、そもそも受注するための集客とか営業方法とか、顧客単価を高めるコツとか)こっちも書きたかったんですが。というか本当に書きたいのはそっちのほうだった。

これを書き出すと取っ散らかっちゃうしまためちゃくちゃ長くなってしまうので(すでに10041文字…だと…)。気が向いたり需要があれば書きます。あるいはDMとかくれたら普通に話します。
有料に設定するほどのものでもないし有料noteの設定がよくわかっていないので無料で書いていますけども、無料でもおひねりみたいの貰えるんだよね?(おひねりて)。1ミリでも参考になったことあればおひねりしてください。単純なのでやる気と自信になって続き書くと思います。

おわり。(10230文字)










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