殺菌、除菌社会への警告〜あなたの体は9割が細菌
店舗等、施設に入る際になかば強制的(というよりは、何のためにするのか考えず唯々諾々と従っているようにみえますが)にさせられている、アルコール等による手指消毒。
毎日のように行くカフェの出入り口にも設置してありますが、ほぼ皆さん当たり前のように(無意識でする儀式のように)消毒していますが、それは本当に必要なんでしょうか。
これが当たり前、日常になってしまっていいのでしょうか?
マスクについても、すっかり服を着るのと同じように当たり前になっていると(なかば好意的に)綴っているブログなんかも少なくないですが、それはポジティブを完全に履き違えているのではないでしょうか。
手指消毒にもどって。
考えてみてほしい。
思い出してほしい。
我々の身体の9割(パーセンテージではもっと)は我々以外の細菌によって成っているということを。
ヒトの遺伝子だけみれば、その数はミジンコよりも少なく、線虫と同程度。(およそ21,000個とか)
それなのに線虫より高い能力をもつことができ、発揮できているのはそうした共生微生物(細菌)たちとの協同、さまざまな仕事の(生きるのに必須な)アウトソーシングあってこそだということを。
消毒が悪いということではなく、なぜしているのか。
それによって何が起きるのか。
だれそれが言ってた(マスメディアや権威筋とか)からではなく、自分の頭で考えて。(そんな難しいことではまったくない)