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コンマリさんは気功師?陰陽師?〜人生がときめく片づけの魔法

アメリカに渡って大成功(Netflixで番組持ったり)したコンマリさんこと近藤麻理恵さん。例の感染症の騒ぎでその後の活動はどうなってるのかなと思ってたら最近共著で書籍を出してますね。(片づけの魔法を仕事、働き方に応用というテーマで)

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もう一年近く前になりますが、正心寺で熱く盛り上がった時期がありました。

あ、正心寺は明るいカルト教団「正心宗」に深く帰依する信者およびその血縁者たちで構成される宗教的民族集団です、、というのは真っ赤な冗談です。

ま、それはさておき。

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片付けコンサルタントとしての素養は5歳の頃すでに萌芽していたとはいえ、それでもかなりの失敗や挫折を多く重ねていたことに少し驚きつつも、そりゃそうだよね、とむしろ納得。

彼女の素晴らしい才能は「片付け」という実際的な部分よりもより高次なところにその土台があるんだなと感じます。(結果的に「片付け」というところに写像されてはいるけれど)

その「片付け道」を極めていく過程で自己修正するための最初の洞察(気づき)、そこからの自分で自分にする内部表現の書き換え(自己脱洗脳のような)は見事です。

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それもコーチやメンターといった外部からのサポートなしで気づき、獲得していくところは繰り返しになりますが、ほんとに見事。(人に限定しなければ、もちろん彼女にもコーチやメンター的な役割を果たす存在はありますが)

内部表現の書き換えだけでなく、片付けの対象(衣類や本といった物たち)や場(そこに発生する縁)に生命を当たり前のように認め、尊重したうえで利用するところなんかは、まんま気功師、陰陽師にも通じるのではないかとその感性にたまげます。

そんなふうに感じられない人も多く本書を読んでいると思いますが、気功や陰陽師に興味があったり、すでにそれらを学んだり実践している人には「たしかに」と共感してもらえる部分が多いのではないかと思います。

本書を読んで実際に片付けで人生をときめかせることにつながらなかったり、そのつもりはないような人でも彼女の内部表現世界に触れる、垣間見る機会をもつことは多くの気づきを得るでしょう。

メルカリ等、二次流通ならリーズナブルに購入できるので少しでも興味がある人はぜひ読んでみることをすすめます。(改訂版も気になるなぁ)


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