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ラグビー場×サッカー観戦

先日の5月8日にルヴァンカップ2019のFC東京ベガルタ仙台戦を観戦してきました。
試合結果は↓こちらの通り0-0のスコアレスドローだったので特に言及することはありません。笑

試合ハイライトはこちら↓
(久保くんは相手選手との独特な間合いの取り方とテクニックで一際目立っていました。)

ただ、今回僕が話したいのはサッカーの内容ではなく、全く異なるモノ同士を掛け合わせた時に感じる印象についてです。

ラグビー場で行われたゲーム

今回試合が開催されたのは青山の一等地に立つ秩父宮ラグビー場で、このスタジアムでサッカーの試合が開催されたのは55年前の東京オリンピックまで遡ります。
もちろん、現役のJリーガーでは誰もおらず、僕自身も貴重な試合を観戦できることができました。

では、なぜラグビー場でサッカーが開催されたのか。その理由は今年の9月〜11月の2ヶ月間、日本で開催されるラグビーW杯が大きく影響しています。

今回のホームチーム扱いでベガルタ仙台を迎えたFC東京の正式な本拠地は味の素スタジアムですが、現在味の素スタジアムは、ラグビーW杯に向けた大規模な改装工事を行なっています。

一部のメディアも秩父宮ラグビー場でサッカー観戦ができる貴重な機会を記事にしています。

サッカーというスポーツが提供する顧客体験(CX)

この貴重な機会をきっかけに、「サッカー」というスポーツが提供する顧客体験(CX)を定義してみます。

1.サッカーの試合内容そのもの
2.両チームのサポーターが生み出す熱気
3.舞台となるスタジアムの空間演出
4.観客のお腹と喉を満たすフードやドリンク
5.ユーザーがストレスを感じることのない運営体制

などなど様々な要素が相互に関係してあの空間を醸成します。
ただこれは、サッカーというスポーツが積み重ねて来た歴史と常識の範囲内で構成されてきた要素とも考えられます。(先人にリスペクトを)

ラグビー場という既存のサッカースタジアム以外で試合が行われる特別感

今回は普段実施されないハコで実施したことによって、単なる1試合が特別な試合になった感覚を持ちました。
これは様々なスポーツや音楽ライブなどのリアルイベントにも応用できると思います。
(※今回は55年ぶりという歴史的な価値も関係していますね)

例えば、「野球場と大相撲」「プールとスノーボード」「クラブと剣道」や、去年実際に行われた「フェンシングと劇場」もまさにそうでしょう。

実はこれ、スポーツのようなリアルな体験以外にも応用できる考え方ですよね。
全く関連性のないものを組み合わせて生み出せるモノもたくさんあります。

まさに僕が生業としているマーケティング業界もその通りで、これからは既存の枠組み囚われない形で顧客やクライアントの課題を解決していくことが一層求められていきます。

ラグビーW杯を控えた今年と、東京オリンピックが待っている来年は、どれくらい特別な経験をすることができるのでしょうか。

もしかすると、普段の日常でも特別な経験・体験をするチャンスは転がっているかもしれません。

また明日から、何か新しいアイディアを生み出すために全く違うもののかけ算をして創造していきます。

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