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【重要!】抽象化する大切さ~わかりやすい例で解説します~

こんにちは!
ブロガーのShowです。

今回は「抽象化」というテーマで執筆していきます。私はビジネスにおいて特に大切にしていることが3つあります。

それは・・・

・ロジカルシンキング
・メモ
・抽象化

の3つになります。

「抽象化」は、多くの人がネガティブな印象を持っているかもしれません。
なぜなら、「具体化」とは対照的にあいまいでわかりにくいからです。

しかし、ほとんどの人が抽象的な表現を使用して、コミュニケーションに役立てているのです。

さらに、さまざまなものを抽象化することは効率化や業務改善にも役立っており、ビジネスにおいて仕事ができる人は抽象化と具体化を繰り返し行っています。

この記事では、「抽象化」についてまとめましたので解説していきます。

私がビジネスにおいて特に大切にしているロジカルシンキング、メモについても別の記事でまとめておりますので、是非参考にしてみてください。

「ロジカルシンキング」

「メモ」


抽象化とは何か?

抽象化とは詳細(具体的なもの)から離れて、一般的な概念や原則に焦点を当てることを指します。具体的なものをまとめて、広い視点で見ることを抽象化といいます。

例えば、マグロ、サケ、アジ、サンマ。これらは固有名詞です。これらを抽象化するとどうなるでしょうか?

「魚」としてまとめることができますよね。この例のように抽象化とは具体的なものを広い視点で見ることです。

抽象化のメリットとは?

先ほど、「魚」を例に抽象化について記載しました。ここでは、抽象化するメリットを挙げていきます。

複雑さの削減

 抽象化によって、複雑なシステムやプロセスをシンプルな概念にまとめることができます。これにより、全体像を理解しやすくなります。何種類もいる「魚」も、この言葉1つにまとめられると便利ですよね。

問題解決の効率化

抽象化によって、問題をより一般的なレベルで捉えることができるため、解決策の検討が容易になります。また、似たような問題に対しても同様のアプローチを適用しやすくなります。

「マグロと似たような生きものを挙げてください。」と言われたらあなたはどのように考えますか?
あなたの頭の中では「マグロ」は「魚」、他の「魚」と言えば・・・という様に考えると思います。このように物事を抽象化→具体化する。この考えは様々な問題解決の場において役に立ちます。

コミュニケーションの効率化

共通の抽象的な概念や用語を使用することで、コミュニケーションがスムーズになります。例えば、ビジネスの分野で共通のフレームワークや言葉を定義することで、周囲の人の理解やルールの作成が行いやすくなります。

抽象化と具体化

上記で抽象化の例やメリットを上げましたが、抽象化することで逆に分かりにくくなったり定義が曖昧だと感じることもあるでしょう。

ここでは、更に例を上げて抽象化すべきか具体化すべきかについて解説していきます。

具体例「魚を買ってきて」

例えば、お母さんに「魚を買ってきて」と言われたとします。
先ほど挙げたように魚は抽象的な表現。では、「サンマを買ってきて」と言われた場合とどういう差があるか考えていきます。

「サンマを買ってきて」の場合

「サンマ」という具体的な指示があります。なので、スーパーに行ってただただサンマを買えばいいだけ。何も考えずに買えばOKです。ただ、サンマがなければどうすればよいか。「具体的」は他のモノを選ぶという柔軟な対応ができません。もちろんお母さんに聞いてみることで他の魚にチェンジできる可能性はありますが・・・

「魚を買ってきて」の場合

一方、「魚」の場合はどうでしょうか?
抽象的な表現であるため、どの魚にするか自分で選択することになります。「サンマ」か「サケ」か、それとも「カレイ」か・・・。「抽象的」は沢山の中から選択するため柔軟な対応ができます。これにより以下のさまざまな事が生じます。

抽象は「考えなければいけない。」


自分自身でどの魚が良いか、選択しなければいけません。「母親が求めているもの」「値段が安いもの」「新鮮なもの」。もし母親の指示が「新鮮で安い魚」なら更に選択肢が狭まります。しかし、この場合は「魚」としか指示が与えられていません。

この魚の例はかなりポップですが、例えばビジネスで上司から抽象的な指示が来た場合、柔軟な対応が必要になるでしょう。相手が求めているものを考えることが重要になります。

具体的に指示が欲しい方は多いと思います。ただ、抽象的な指示は考える思考力が高まったり、コミュニケーションが円滑に進んだりメリットが沢山あるのです。

良い曲は抽象的

このセッションは筆者の考えになります。私は「良い曲」の1つとして抽象的な歌詞を挙げます。抽象的な歌詞は理解するのが難しい。

しかし、人それぞれ捉え方が変わることが良い点です。具体的に例を挙げると、「BUMP OF CHIKEN」(筆者の好きなアーティストで挙げさせていただきます)。

彼らの曲に「宝石になった日」という歌があります。この歌のサビを見てみると、「あの温もりが 何度も効いた声が 君がいたことが 宝石になった日」。この歌詞は何を歌っていると感じたでしょうか?

別れた彼女。過去の自分。いなくなった友人・・・様々な捉え方ができませんか。具体的に言われてしまうと想像できなくなり、受け取り方が限定されてしまいます。抽象化はこのようなメリットもあるのです。

抽象化に関するオススメの書籍

抽象化にオススメの作家さんが細谷功氏。彼の3冊の書籍をオススメします。上から順に難易度が上がっていきます。

是非読んでみてください!

まとめ

本日は抽象化について執筆しました。抽象化とは詳細(具体的なもの)から離れて、一般的な概念や原則に焦点を当てることを指し、複雑さを軽減したり、問題解決の効率化、コミュニケーションに役に立ちます。考える力、想像力を働かせる力もあり、抽象化できる人はビジネス等にも応用できます。この記事を参考に「抽象化」について考えていただければ幸いです。

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